八千代工が続伸、ホンダが軽スポーツカー「Ｓ６６０」を同社に生産委託と報じられる

　八千代工業<7298.T>が続伸。きょう付の日刊工業新聞で、ホンダ<7267.T>が１５年に発売を予定している軽スポーツカー「Ｓ６６０」の生産を同社に委託することを明らかにしたと報じられており、業績へのインパクトなどを期待する買いが入っているようだ。記事によると、「Ｓ６６０」は軽自動車規格のオープン２シータースポーツカーで、エンジンを車体の中央部に取り付けたミッドシップタイプのため、ホンダが主力とする軽自動車「Ｎシリーズ」と構造が異なり、混流生産は難しいことから八千代工に生産委託するという。八千代工はホンダが９０年代に販売したミッドシップの軽スポーツカー「ビート」の生産を手掛けていたこともあり、今回も生産効率の面で利点があると判断したようだ。

八千代工の株価は１１時１７分現在８０９円（△３０円）


出所：株経通信（株式会社みんかぶ）