ＭＵＲＯ、前期経常を一転14％増益に上方修正

　ムロコーポレーション <7264> [ＪＱ] が5月13日大引け後(15:30)に業績修正を発表。21年3月期の連結経常利益を従来予想の12.5億円→15.8億円(前の期は13.9億円)に26.3％上方修正し、一転して13.9％増益見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の11.6億円→14.9億円(前年同期は6.8億円)に28.4％増額し、増益率が70.8％増→2.2倍に拡大する計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　（連結業績）　2021年３月期連結累計期間の連結業績につきましては、世界的な半導体不足による生産減少の影響もあり、2021年２月10日に公表いたしました数値に対して売上高は0.6％減少し、若干予想を下回りました。営業利益につきましては、出張やイベントの減少に伴う経費減と現場を中心とした経費削減活動の推進等により、予想を19.8％上回りました。経常利益につきましては、雇用調整助成金の計上や為替相場が円安に振れた事で為替差損の予想から為替差益となったこともあり、予想を26.3％上回りました。親会社株主に帰属する当期純利益につきましては、経常増益に伴い予想より43.5％上回る見込みとなりましたので、通期連結業績予想を上記の通り修正いたします。（個別業績）　連結業績と同様の理由により個別業績予想につきましては、売上高はほぼ予想通りとなり、各利益も予想を上回る見込みとなりましたので上記の通り修正いたします。