ＭＵＲＯ、今期経常を36％下方修正

　ムロコーポレーション <7264> [ＪＱ] が11月12日大引け後(16:00)に業績修正を発表。20年3月期の連結経常利益を従来予想の22.4億円→14.4億円(前期は24億円)に36.0％下方修正し、減益率が6.6％減→40.2％減に拡大する見通しとなった。
　同時に、4-9月期(上期)の連結経常利益も従来予想の10.7億円→7.1億円(前年同期は13.9億円)に33.4％下方修正し、減益率が22.9％減→48.7％減に拡大する見通しとなった。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　（連結業績）　令和２年３月期第２四半期連結累計期間の連結業績予想につきましては、中国・欧州・東南アジア諸国等の景気が低迷したことと日本国内も消費税増税の駆込み需要も弱く低調に推移したことなどにより、令和元年５月10日に公表いたしました予想に対し、売上高は4.8％減少となりました。営業利益は売上減少に伴う目減りに加え、原材料費の値上りとスクラップ価格の下落、人件費・減価償却費の増加等により30.3％減少しました。経常利益は、円高による為替差損102百万円が発生し、33.4％減少しました。結果、親会社株主に帰属する四半期純利益は、36.8%減少しました。　以上のように前回発表を下回る見込みとなりましたので、業績予想を修正いたします。また通期連結業績予想につきましても、上期の状況と依然不透明な世界経済の先行き懸念から修正を行うものです。（個別業績）　令和２年３月期第２四半期累計期間の個別業績予想につきましては、令和元年５月10日に公表いたしました予想に対し、連結業績と同様の要因により売上高が減少し、原材料高等に伴うコスト増加により営業利益が減少し、円高による為替差損により経常利益及び四半期純利益が減少しました。　以上のように前回発表を下回る見込みとなりましたので、業績予想を修正いたします。また通期個別業績予想につきましても、同様の理由により修正を行うものです。(注) 上記に記載した予想数値は、現時点で入手可能な情報に基づき判断した見通しであり、多分に不確定要素を含んでおります。実際の業績等は、業況の変化等により、上記予想数値と異なる場合があります。