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武蔵精密工業のニュース

武蔵精密工業のニュース一覧

前日に「買われた株!」総ザライ (2) ―本日につながる期待株は?―

配信元:株探
投稿:2024/05/15 05:30

GセブンHD <7508>  1,459円 (+134円、+10.1%)

 G-7ホールディングス <7508> [東証P]が急反騰。同社は5月13日大引け後(15:00)に決算を発表、24年3月期の連結経常利益は前の期比7.4%増の73.1億円になり、25年3月期も前期比16.2%増の85億円に伸びを見込み、3期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなったことで好感されたようだ。これで27期連続の増収になる。

TOPPAN <7911>  4,044円 (+359円、+9.7%)

 TOPPANホールディングス <7911> [東証P]が急反発。13日の取引終了後、取得総数3900万株(自己株式を除く発行済み株式総数の12.31%)、取得総額1000億円を上限とする自社株買いの実施を発表。資本効率の向上に向けた取り組みへの評価とともに株式の需給面での好影響に対する期待も高め、買いを集めた。取得期間は14日から2025年5月13日。また、24年5月24日に1000万株の自己株式消却も実施する。あわせて25年3月期の業績予想も開示した。今期の売上高は前期比2.5%増の1兆7200億円、経常利益は同6.9%増の885億円を見込む。年間配当予想は前期と横ばいの48円とした。24年3月期の連結決算は、売上高が前の期比2.4%増の1兆6782億4900万円、経常利益が同2.0%増の828億1200万円となり、経常利益は減益予想から一転、増益で着地した。

コメ兵HD <2780>  4,600円 (+405円、+9.7%)

 コメ兵ホールディングス <2780> [東証S]が急反発。13日の取引終了後に発表した25年3月期連結業績予想で、営業利益80億円(前期比7.3%増)と連続最高益更新を見込み、年間配当予想を前期比12円増の100円としたことが好感された。個人買い取り、法人仕入れともに強化する方針で、国内外での販売店舗出店、ECの強化、 インバウンド需要の拡大などにより売上高は1400億円(同17.2%増)を見込む。人材、販売店舗、ITへの積極投資により上期は減益見通しだが、下期は増収効果などで吸収する見通しで、通期では増益を見込む。なお、24年3月期決算は、売上高1194億5900万円(前の期比38.7%増)、営業利益74億5200万円(同44.2%増)だった。同時に、28年3月期に売上高2500億円、営業利益150億円を目指す中期経営計画を発表した。ブランド・ファッション事業でマルチブランドによる国内外でのシェア拡大を図るほか、資本コストを意識した経営を推進し、事業成長と社会価値の向上を図るとしている。

武蔵精密 <7220>  1,727円 (+147円、+9.3%)

 武蔵精密工業 <7220> [東証P]が急反発。年初来高値を更新した。13日の取引終了後、24年3月期の連結決算発表にあわせ、25年3月期の業績予想を開示し、今期の最終利益が前期比38.9%増の110億円になる見通しを示した。7期ぶりに過去最高益を更新する計画で、年間配当予想も同10円増配の50円としており、好感された。今期の売上高予想は同2.8%減の3400億円。想定為替レートは1ドル=145円とした。同時に配当方針を変更。配当性向に関して30%を目標に掲げたほか、中国メーカーのEV(電気自動車)に搭載される部品の新規受注も発表している。

ベルーナ <9997>  699円 (+59円、+9.2%)

 ベルーナ <9997> [東証P]が4日続急伸。13日の取引終了後に発表した25年3月期連結業績予想で、売上高2170億円(前期比4.2%増)、営業利益115億円(同17.5%増)、純利益80億円(同37.0%増)と大幅増益を見込み、年間配当予想を前期比8円50銭増の29円としたことが好感された。インバウンド需要の更なる拡大を好機と捉え、ホテル展開を軸としたプロパティ事業を成長ドライバーと位置づけ注力するという。また、化粧品健康食品事業、グルメ事業、ナース関連事業といった消費マインドの影響を受けにくい専門的事業領域の成長を優先し安定的な拡大を目指すとしている。24年3月期決算は、売上高2082億9800万円(前の期比1.9%減)、営業利益97億8700万円(同12.7%減)、純利益58億3900万円(同21.3%減)だった。

森永乳 <2264>  3,438円 (+289円、+9.2%)

 森永乳業 <2264> [東証P]が急反発。14日午後2時、24年3月期の連結決算発表にあわせ、25年3月期の業績・配当予想と自社株買いの実施について開示した。今期の売上高は前期比4.2%増の5700億円、経常利益は同7.8%増の303億円を計画。年間配当予想は同30円増配の90円とした。自社株買いは総数340万株(自己株式を除く発行済み株式総数の3.92%)、取得総額100億円を上限とする。今期の最終利益は前期に東京工場跡地売却による特別利益の反動で減益を予想するものの、本業が堅調に推移する予想とともに株主還元策が打ち出されたとあって、好感されたようだ。25年3月期は物流費の大幅な上昇を見込む一方で、国内では高付加価値商品や新商品の拡大を図るとともに、価格改定効果も見込む。自社株の取得期間は5月15日から10月31日。取得した全株式を11月15日に消却する。

メルコ <6676>  3,860円 (+310円、+8.7%)

 メルコホールディングス <6676> [東証S]が5日続急伸。同社は5月13日大引け後(15:20)に決算を発表、24年3月期の連結経常利益は前の期比45.4%減の25.7億円に落ち込んだが、従来予想の17億円を上回って着地。25年3月期は前期比2.3倍の58億円に急拡大する見通しとなったことで好感されたようだ。同時に、発行済み株式数(自社株を除く)の11.97%にあたる200万株(金額で80億円)を上限に自社株買いを実施すると発表。買い付け期間は5月14日から25年5月13日までとなる。

NEWART <7638>  1,808円 (+145円、+8.7%)

 NEW ART HOLDINGS <7638> [東証S]が続急伸。同社は5月13日大引け後(16:10)に決算を発表、24年3月期の連結経常利益は前の期比13.5%減の29.1億円になったが、25年3月期は前期比64.7%増の48億円に拡大を見込み、2期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなったことで好感されたようだ。

クラレ <3405>  1,865円 (+141.5円、+8.2%)

 クラレ <3405> [東証P]が急反発。14日、24年12月期第1四半期(1-3月)の連結決算発表にあわせ、通期の業績予想を見直し、売上高は8300億円から8400億円(前期比7.6%増)、経常利益は770億円から790億円(同14.5%増)にそれぞれ見通しを引き上げた。あわせて取得総数1500万株(自己株式を除く発行済み株式総数の4.48%)、取得総額200億円を上限とする自社株買いの実施も発表。これらをポジティブ視した買いが入ったようだ。1~3月期はビニルアセテート部門とトレーディング部門が増収増益となったほか、機能材料部門では電気・電子用途で需要の回復がみられた。第1四半期の業績動向を踏まえ、通期の業績予想を修正した。

大阪チタ <5726>  2,710円 (+202円、+8.1%)

 大阪チタニウムテクノロジーズ <5726> [東証P]が急反発。同社は5月13日大引け後(16:15)に決算を発表、24年3月期の経常利益(非連結)は前の期比98.2%増の93.6億円に拡大し、25年3月期も前期比13.2%増の106億円に伸びる見通しとなったことで好感されたようだ。これで4期連続の増収になる。同時に、前期の年間配当を50円→70円(前の期は35円)に増額し、今期は前期比20円減の50円に減配する方針とした。

オプトラン <6235>  2,225円 (+157円、+7.6%) 一時ストップ高

 オプトラン <6235> [東証P]が7日続急伸、一時ストップ高となった。13日の取引終了後、24年12月期第1四半期(1-3月)の連結決算を発表した。売上高は前年同期比24.7%増の112億9800万円、経常利益は同2.4倍の43億2400万円と大幅な増収増益となり、経常利益の通期計画に対する進捗は第1四半期ながら約57%に上った。好調な滑り出しとなったことを好感した買い注文が集まった。AIスマートフォン向けカメラモジュールや光学部品の販売が好調だったほか、利益率の高いALD(原子層堆積法)装置の販売も貢献。調達コストの削減など原価改善の取り組みや、為替差益の計上も寄与した。

京三 <6742>  557円 (+37円、+7.1%)

 京三製作所 <6742> [東証P]が続急伸。同社は5月13日大引け後(15:00)に決算を発表、24年3月期の連結経常利益は前の期比21.5%増の32.5億円に伸び、25年3月期も前期比84.1%増の60億円に拡大を見込み、7期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなったことで好感されたようだ。同時に、前期の年間配当を18円→20円(前の期は18円)に増額し、今期も20円を継続する方針とした。

サントリBF <2587>  5,680円 (+365円、+6.9%)

 サントリー食品インターナショナル <2587> [東証P]が3日続急伸。同社は5月13日大引け後(15:00)に決算(国際会計基準=IFRS)を発表、24年12月期第1四半期(1-3月)の連結最終利益は前年同期比38.9%増の202億円に拡大したことで好感されたようだ。通期計画の845億円に対する進捗率は5年平均の17.6%を上回る24.0%に達した。

ハピネット <7552>  3,170円 (+198円、+6.7%)

 ハピネット <7552> [東証P]が3日ぶりに急反発。同社は5月13日大引け後(15:00)に決算を発表、24年3月期の連結経常利益は前の期比44.9%増の89.7億円に拡大したが、25年3月期は前期比10.9%減の80億円に減る見通しとなった。ただ、同時に発行済み株式数(自社株を除く)の2.19%にあたる50万株(金額で17億円)を上限に自社株買いを実施すると発表しており、材料視されたようだ。買い付け期間は5月14日から8月30日までとなる。

ユニオンツル <6278>  4,875円 (+300円、+6.6%) 一時ストップ高

 ユニオンツール <6278> [東証P]が4日続急伸、一時ストップ高となった。13日の取引終了後、24年12月期第1四半期(1-3月)の連結決算発表にあわせ、通期の業績予想を上方修正し、最終利益が43億円(前期比39.7%増)と、これまでの計画に対し16億円上振れする見通しとなったと発表。減益予想から一転、増益の見通しとなり、ポジティブ視されたようだ。通期の売上高予想はこれまでの計画を27億円増額し289億円(同14.1%増)に見直した。生成AI関連市場が拡大するなか、データセンターに設置されるサーバー向けパッケージ基板や高多層基板の需要が拡大し、ユニオンツルの高付加価値工具の引き合いが強まっていると言及。ロジック半導体やメモリー向けの需要回復状況は不透明であるとしながらも、業界全体の需要が想定よりも旺盛になると見込み、稼働率向上による効果が想定できるようになった。円安基調に伴い想定為替レートも1ドル=140円に変更した。

生化学 <4548>  784円 (+47円、+6.4%)

 生化学工業 <4548> [東証P]が3日ぶりに急反発。同社は5月13日大引け後(16:00)に決算を発表、24年3月期の連結経常利益は前の期比44.9%減の16.9億円に落ち込んだが、25年3月期は前期比2.7倍の45.5億円に急拡大する見通しとなったことで好感されたようだ。

※14日の上昇率が大きかった銘柄を株価変動要因となった材料とともに抜粋。

株探ニュース
配信元: 株探
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