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*16:06JST Jリース Research Memo(6):利益成長により財務基盤の強化が進む。自己資本比率で約40%に到達
■業績動向
2. 財務状況と経営指標
ジェイリース<7187>の2024年3月期末の総資産は前期末比1,830百万円増の11,586百万円となった。うち流動資産は同1,688百万円増の9,373百万円であり、主な要因は、代位弁済立替金の増加1,170百万円、未収保証料の増加363百万円、収納代行立替金の増加302百万円などである。固定資産は同141百万円増の2,212百万円であり、主な要因は投資その他の資産の増加である。
負債合計は前期末比663百万円増の6,959百万円となった。うち流動負債は同690百万円増の6,817百万円であり、主な要因は前受金の増加401百万円などである。固定負債はほぼ変わらなかった。有利子負債残高は、同144百万円減の1,267百万円と抑制されている。
経営指標では、自己資本比率が39.9%(前期末は35.5%)、流動比率が137.5%(前期末は125.4%)と安全性の改善が著しい。ROE(自己資本当期純利益率)が44.3%(前期は57.2%)、ROA(総資産経営利益率)が24.5%(前期は26.5%)と効率性・収益性の高さも注目に値する。安定成長しながら収益を拡大しており、今後もさらに財務基盤が強化されるだろう。なお、新たな3ヶ年経営計画では、自己資本比率で50%以上、ROEで20~35%程度、それぞれ確保することが示された。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 角田秀夫)
<AS>
2. 財務状況と経営指標
ジェイリース<7187>の2024年3月期末の総資産は前期末比1,830百万円増の11,586百万円となった。うち流動資産は同1,688百万円増の9,373百万円であり、主な要因は、代位弁済立替金の増加1,170百万円、未収保証料の増加363百万円、収納代行立替金の増加302百万円などである。固定資産は同141百万円増の2,212百万円であり、主な要因は投資その他の資産の増加である。
負債合計は前期末比663百万円増の6,959百万円となった。うち流動負債は同690百万円増の6,817百万円であり、主な要因は前受金の増加401百万円などである。固定負債はほぼ変わらなかった。有利子負債残高は、同144百万円減の1,267百万円と抑制されている。
経営指標では、自己資本比率が39.9%(前期末は35.5%)、流動比率が137.5%(前期末は125.4%)と安全性の改善が著しい。ROE(自己資本当期純利益率)が44.3%(前期は57.2%)、ROA(総資産経営利益率)が24.5%(前期は26.5%)と効率性・収益性の高さも注目に値する。安定成長しながら収益を拡大しており、今後もさらに財務基盤が強化されるだろう。なお、新たな3ヶ年経営計画では、自己資本比率で50%以上、ROEで20~35%程度、それぞれ確保することが示された。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 角田秀夫)
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