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株価(11/21)

2,011.0
-14.0(-0.69%)

ライフネット生命保険の個人投資家の売買予想

買い予想

買い予想 長期 目標株価2,400円

予想株価

2,411
現在株価との差
+400.0
登録時株価

940.0円

獲得ポイント

+647.37pt.

収益率

+113.93%

期間

長期投資 (数ヶ月~数年単位で売り買い)

理由

業績(会社計画の修正発表を含む)

予想根拠は会社発表EEVの1.3倍です。

ライフネット生命は、今までは2つの理由で赤字でした。
1つ目は、本社機能にかかる費用に対して獲得してきた保険が少ないため構造的な赤字が出ること。
2つ目は、契約時に極めて過大は引き当てを要求する日本独自の会計基準を採用していたため、新規の保険の契約が増えれば増えるほど見た目の赤字が増えること。
この2点によりライフネットは大赤字でした。

しかし、1つ目の問題はこの数年で積み上げた膨大な既契約のおかげで、
本社機能分を支払っても余裕があるほどに成長したため解消しました。
今後は契約を取る度に黒字を出せます。
2つ目の会計基準の問題も本年度から実態を反映する国際基準を取り入れたことで解消しました。
今後は保険を契約すればするほど黒字が出る当たり前の状態となりました。

以上によりライフネットは大幅な黒字体質となりました。
今期予想通りに利益が積みあがればPERは10倍を大きく割り7倍台まで下がります。
PBRも1倍を大きく割り、利益が最終的に想定通りであれば0.7台まで下がる可能性が高いです。
これは、成長企業としては有り得ない次元の破格の激安株価となります。

ライフネットは、既契約数を積み上げたことにより、企業の規模が大きくなり、
既に大企業と呼べる規模に成長しました。
これ以上の成長を望むのであればプライムへ移行することでより信用を高める必要があります。
2025年にプライム上場を目標にしており、そのために国際基準を採用したと思われます。

また、大企業2社との提携も非常に重要です。
AUはマネ活キャンペーンを行っており、
三井住友カードはオリーブによる金融囲い込みを始めました。
いずれも、生命保険はライフネットが組み込まれておりかなり重要なポジションを担うこととなりました。
これらのキャンペーンの成果が出てくるのはこれからですので、今期中に数字が乗ってくる可能性が高いです。

このようにライフネットは非常に割安で将来性も有り、大企業との提携により経営基盤も安定してきます。

株価を検討する上で外せないのはエフィッシモ、オアシス、ひびきの3つのファンドが買っていることです。
特にエフィッシモは筆頭株主になるペースで買い増しを行っています。
このまま買い進めるのであればいずれTOBに発展する可能性が出てきます。
その場合、基準となる価格は現在の株価ではなくEEVを基準とする可能性が高いです。
AUとファンド側で取り合いとなればEEVに対してプレミアムを付ける必要が出てきます。

目標株価2,400円はEEVに対してプレミアム30%として算出したものです。
今期中に提携による効果が高まりEEVが上がれば2,400円を超えてくることも十分にあり得ると予想しています。

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