ニチコン、今期経常を14％上方修正、配当も1円増額

　ニチコン <6996> が2月10日大引け後(15:00)に決算を発表。22年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比2.5倍の50.2億円に急拡大した。
　併せて、通期の同利益を従来予想の56億円→64億円(前期は30.1億円)に14.3％上方修正し、増益率が85.7％増→2.1倍に拡大する見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の30.4億円→38.4億円(前年同期は16.8億円)に26.2％増額し、増益率が81.3％増→2.3倍に拡大する計算になる。

　業績好調に伴い、今期の年間配当を従来計画の26円→27円(前期は25円)に増額修正した。

　直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結経常利益は前年同期比3.8倍の24.7億円に急拡大し、売上営業利益率は前年同期の1.1％→5.1％に大幅改善した。

株探ニュース