2009年3月期の連結最終損益が200億円の赤字（前期は106億円の黒字）になる見通しと発表した。赤字幅は過去最大。従来予想は10億円の赤字だった。パソコンや携帯電話向けの部品需要が昨秋以降に急減している。需要増を見込んで生産能力を拡大してきただけに採算悪化が著しい。売上高は従来予想を324億円下回り、前期比22％減の1850億円になる見込み。パソコン、携帯電話、デジタル家電向けなど全般にコンデンサーやフェライトの受注が落ち込んだ。顧客の生産調整は長引いており、1―3月も低水準の受注が続く見込み。newsミミ