ホトニクス、4-6月期(3Q)経常は24％増益、今期配当を3円増額修正

　浜松ホトニクス <6965> が8月6日大引け後(15:30)に決算を発表。18年9月期第3四半期累計(17年10月-18年6月)の連結経常利益は前年同期比26.0％増の220億円に伸び、通期計画の269億円に対する進捗率は81.8％に達し、5年平均の74.9％も上回った。

　会社側が発表した第3四半期累計の実績と据え置いた通期計画に基づいて、当社が試算した7-9月期(4Q)の連結経常利益は前年同期比25.6％減の48.9億円に減る計算になる。

　同時に、今期の年間配当を従来計画の34円→37円(前期は34円)に増額修正した。

　直近3ヵ月の実績である4-6月期(3Q)の連結経常利益は前年同期比23.9％増の67.9億円に伸び、売上営業利益率は前年同期の17.2％→18.9％に上昇した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　当社は、株主の皆様への利益還元策といたしましては、配当による成果の配分を第一に考えております。そのため当社は、長期的な展望に基づく企業収益力の充実・強化を図ることにより１株当たり利益の継続的な増加に努め、親会社株主に帰属する当期純利益に対する配当性向30％を目処に、配当の安定的な増加に努めることを配当政策の基本方針としております。　平成30年９月期の期末配当予想につきましては、上記基本方針と平成30年９月期の業績予想を踏まえ、期末配当予想を３円増加し、１株当たり20円に修正いたします。