フクダ電、前期経常を14％上方修正・最高益予想を上乗せ

　フクダ電子 <6960> [東証Ｓ] が5月9日大引け後(17:35)に業績修正を発表。22年3月期の連結経常利益を従来予想の205億円→233億円(前の期は202億円)に13.7％上方修正し、増益率が1.2％増→15.0％増に拡大し、従来の6期連続での過去最高益予想をさらに上乗せした。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の98.5億円→126億円(前年同期は131億円)に28.4％増額し、減益率が24.8％減→3.5％減に縮小する計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　新型コロナウイルス感染症に関連する継続した医療需要に伴う製品の伸長により、売上高が1,320億円（前回予想から70億円増加）となる見通しとなりました。利益面では、製品ミックスの良化もあり、連結営業利益、連結経常利益、連結当期純利益は何れも前回公表した予想値を上回る見通しとなりました。※ご注意　上記業績予想は、本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績や配当は、今後様々な要因により予想数値と異なる可能性があります。尚、今後 業績予想の修正が必要となった場合は、速やかに公表致します。