新設・既設を問わず照明設備を最小限の工事で最適運用できる無線制御システム「Wi-CONNECTY(ワイ コネクティ)」に新機能

岩崎電気株式会社は、2022年12月より無線制御システム「Wi-CONNECTY(ワイ コネクティ)」に新機能を拡張し、施設の用途や時間、利用状況などに応じた最適な照明となるようコントロール。 利用者の安全と無駄な電力の削減をご提案いたします。 「ワイ コネクティ」は、無線制御システム親機と子機の組合せで、照明器具の制御通信を無線化し、点灯、消灯、調光、スケジュール管理といった照明器具の制御が一括で管理できます。 最大の特長は、制御用の配線が不要な無線方式。新たに制御信号線を埋設する掘削工事や、配線・配管工事などの大きな手間とコストを軽減できます。



今回の拡張機能
月間スケジュール設定にも対応
従来は24時間スケジュール設定のみでしたが、月・日・曜日単位での設定や、ループ設定も可能になりました。

ワイ コネクティ子機を4機種拡充
ソケット形子機：街路灯新商品の「unis(ユニス)」ほか、ソケット対応器具の調光、連携が容易になりました。
接点4入力子機：1つの子機で4接点入力が可能となり、ブレーカートリップほか分電盤から多点の信号を取りたい場合でも、最小限の子機で対応できます。
4スイッチ子機：タブレット／スマホ操作以外に、普段使いでシンプルに操作できる屋外常設可能なスイッチ付子機です。4スイッチにそれぞれパターンを割付できます。
センサ接続対応子機：日射計、電力、環境(温湿度、風速、風向、気圧、加速度、傾き、紫外線、雨量など)センサが設置された場所のデータを収集し、ウェブブラウザ画面で表示できます。

照明点灯盤も一括管理可能
スポーツ施設照明制御システムの当社のバーコード式照明点灯盤「BOIQS(ボイックス)」に、「ワイ コネクティ」子機を内蔵することで、新たに制御線を設置することなく施設ごとの照明ON/OFFが可能になります。


「ワイ コネクティ」の特長
制御配線不要で省施工・省コスト
屋外・屋内どちらでも 無線で照明制御ができます。

およそ1.5km四方を1台の親機でカバー
無線通信は最長約200m(ソケット形子機は50m)、子機間は最大8ホップまで可能なため、長距離・広範囲をカバーします。回り込み特性が高く、混線リスクを抑えた920MHz帯を採用。

こまめな調光で省エネ・CO2削減
スマホやタブレット端末(PCも可能)を使って照明器具の調光、ON/OFF操作をしたり、点灯状況の確認、登録したスケジュールの確認も可能です。(ウェブブラウザ操作のため専用のソフトやアプリは不要)

自動制御による省力化・無人化
人や車両をセンサで検知し、照明を調光、ON/OFFするセンサ連動による自動制御や、スケジュール登録したパターンでの点灯制御が可能です。

あらゆるニーズに対応する子機ラインアップ
用途に応じた無線子機との組み合わせで、さまざまな照明制御をサポートします。

ワイ コネクティ 無線化イメージ




ワイ コネクティとセンサの組合せイメージ



センサとの連携で、必要な時に必要な明るさを提供できます。
店舗や公共の駐車場、コインパーキング、工場の構内通路、トラックヤードなどにおすすめです。

ソケット対応器具例




バーコード式照明点灯盤「ボイックス」



「ボイックス」は、2次元コードを利用した、スポーツ施設照明制御システム。施設貸出や時間管理での運用に役立っています。

※電波に関するご注意※
※本製品は、日本国内のみで使用できます。
※次の場所では、周辺環境の影響で通信ができない場合があります。
　※強い磁界、静電気、電波障害が発生するところ
　※金属製の壁(金属補強材が中に埋め込まれているコンクリートの壁も含む)の部屋
※本製品と同じ無線周波数帯の無線機器が、本製品の通信可能エリアに存在する場合、転送速度の低下や通信エラーが生じ、正常に通信できない場合があります。

※ワイ コネクティ導入前に、提案施設の現地にて事前の無線環境調査が必要となります。

関連情報
Wi-CONNECTY(ワイ コネクティ)
https://www.iwasaki.co.jp/lighting/control/wi-connecty/

※商品改良のため、仕様・外観を予告無しに変更することがあります。
※特性値はすべて周囲温度25℃時の値です。周囲温度により特性値は変わります。