スタンレー、上期経常を13％上方修正

　スタンレー電気 <6923> が9月28日大引け後(15:00)に業績修正を発表。21年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益を従来予想の80億円→90億円(前年同期は244億円)に12.5％上方修正し、減益率が67.2％減→63.1％減に縮小する見通しとなった。
　なお、通期の経常利益は従来予想の340億円(前期は300億円)を据え置いた。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　新型コロナウイルス感染症の世界的大流行がいまだ収束しないものの、当社並びにグループ各社における売上高は、主に自動車機器事業の売上高が順調に回復してきたこと、当社独自の液晶用バックライトが好調であること、及び新製品の販売効果により、第２四半期(累計)における前回予想を上回る見込みです。　一方、利益は、売上高の増加に加えて支出のコントロールを行ったことにより、第２四半期(累計)における前回予想を上回る見込みです。　なお、通期連結業績予想については、世界経済の動向、新型コロナウイルス感染症の影響、為替影響等がいまだ不透明であるため、前回予想から変更しておりません。（注）当業績予想は、現時点で入手可能な情報に基づき当社が判断した見通しで、リスクや不確実性を含んでおり、その達成を当社として約束する趣旨のものではありません。実際の業績は、様々な重要な要素により、これらの業績見通しとは大きく異なる結果となり得ることを、ご承知おきください。