米国ストラタシス社向けに3Dプリンタ機構部品の製品供給
=======================
※4月15日 追記
アルテック(9972)は本日もストップ高と連日高騰。一服感が出ればその分3Dプリンタ関連株に短期資金が流入してくるので、目先300円辺りまでの上昇に期待したい。
=======================
■今回の注目銘柄■
・長野日本無線(6878)
今回は長野日本無線(6878)の瞬発力に注目してみたい。
昨日14日、アルテック(9972)がストップ高買い気配まで買われ急騰した。この背景にはリコー(7752)と業務提携し、27日から「国内最大規模の3Dプリンタによる部品や製品の直接製造サービスを開始」するとの発表が大量買いを呼び込む結果となった。
3Dプリンタ関連株の急騰は久々といった感がある。今回のアルテックのニュースリリースでは、リコーとの協力体制にとどまらず、3Dプリンタ及びアディティブ・マニュファクチャリングソリューションの世界的リーダーである「米国ストラタシス社の日本支社であるストラタシス・ジャパンも技術支援を行う」とも発表されている。
長野日本無線は、会社側のホームページにも掲載されている通り、米国ストラタシス社向けに3Dプリンタ機構部品の供給を行っており、今回のアルテック急騰相場の関連株の一角として活躍できる素地を有していると言えるのではないだろうか。同社は3Dプリンタ向けを新事業として位置付けていることから、今後は3Dプリンタ関連株の一角として存在感が増幅していく事になろう。
また、材料性だけでなく実態面の改善も著しい。15年3月期第3四半期累計(14年4-12月)連結業績は、売上高230億8900万円(前年同期比11%増)、営業利益1億1100万円(前年同期は16億8100万円の赤字)、経常利益1億1800万円(同17億8000万円の赤字)、純利益1億3700万円(同17億9000万円の赤字)と黒字転換を達成。
あわせて、15年3月期連結業績計画も、売上高315億円(前期比1.6%増、従来予想310億円)、営業利益1億7000万円(前期は18億1300万円の赤字、同1億円)、経常利益1億2000万円(同18億5300万円の赤字、同2000万円の赤字)、純利益7000万円(同19億7100万円の赤字、同7000万円の赤字)に上方修正されている。
利益面は高付加価値製品の比率増加などが背景となっており、続く16年3月期も直近の会社四季報では続伸が試算されている。
13年7月高値464円を付けてから、中段で三角保ち合いを煮詰める格好となってきたが、値幅、日柄とも調整十分。今回の刺激材料をキッカケに戻りを試す値動きに期待し、今度の動向を追っていきたい。
本村
※4月15日 追記
アルテック(9972)は本日もストップ高と連日高騰。一服感が出ればその分3Dプリンタ関連株に短期資金が流入してくるので、目先300円辺りまでの上昇に期待したい。
=======================
■今回の注目銘柄■
・長野日本無線(6878)
今回は長野日本無線(6878)の瞬発力に注目してみたい。
昨日14日、アルテック(9972)がストップ高買い気配まで買われ急騰した。この背景にはリコー(7752)と業務提携し、27日から「国内最大規模の3Dプリンタによる部品や製品の直接製造サービスを開始」するとの発表が大量買いを呼び込む結果となった。
3Dプリンタ関連株の急騰は久々といった感がある。今回のアルテックのニュースリリースでは、リコーとの協力体制にとどまらず、3Dプリンタ及びアディティブ・マニュファクチャリングソリューションの世界的リーダーである「米国ストラタシス社の日本支社であるストラタシス・ジャパンも技術支援を行う」とも発表されている。
長野日本無線は、会社側のホームページにも掲載されている通り、米国ストラタシス社向けに3Dプリンタ機構部品の供給を行っており、今回のアルテック急騰相場の関連株の一角として活躍できる素地を有していると言えるのではないだろうか。同社は3Dプリンタ向けを新事業として位置付けていることから、今後は3Dプリンタ関連株の一角として存在感が増幅していく事になろう。
また、材料性だけでなく実態面の改善も著しい。15年3月期第3四半期累計(14年4-12月)連結業績は、売上高230億8900万円(前年同期比11%増)、営業利益1億1100万円(前年同期は16億8100万円の赤字)、経常利益1億1800万円(同17億8000万円の赤字)、純利益1億3700万円(同17億9000万円の赤字)と黒字転換を達成。
あわせて、15年3月期連結業績計画も、売上高315億円(前期比1.6%増、従来予想310億円)、営業利益1億7000万円(前期は18億1300万円の赤字、同1億円)、経常利益1億2000万円(同18億5300万円の赤字、同2000万円の赤字)、純利益7000万円(同19億7100万円の赤字、同7000万円の赤字)に上方修正されている。
利益面は高付加価値製品の比率増加などが背景となっており、続く16年3月期も直近の会社四季報では続伸が試算されている。
13年7月高値464円を付けてから、中段で三角保ち合いを煮詰める格好となってきたが、値幅、日柄とも調整十分。今回の刺激材料をキッカケに戻りを試す値動きに期待し、今度の動向を追っていきたい。
本村