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ぷらっとホームのニュース
秋田清酒株式会社(本社:秋田県大仙市、代表取締役:伊藤 洋平/以下、秋田清酒)、
株式会社秋田県酒類卸(本社: 秋田県秋田市、代表取締役:佐藤 卯兵衛/以下、秋田県酒類卸)、株式会社インターホールディングス(本社:東京都渋谷区、代表取締役:成井 五久実/以下、インターホールディングス)、ぷらっとホーム株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役:鈴木友康/以下、ぷらっとホーム)、松井酒造株式会社(本社:京都府京都市、代表取締役:松井 治右衛門/以下、松井酒造)、三井住友海上火災保険株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:舩曵真一郎/以下、三井住友海上)の6社は、真空技術とWeb3技術を活用した、あたらしい日本酒体験創出のための流通実証事業を開始いたします。なお本実証事業は、公益財団法人食品等流通合理化促進機構の令和5年度 物流生産性向上推進事業の補助事業に採択されています。
実証事業の概要
秋田清酒、秋田県酒類卸、インターホールディングス、ぷらっとホーム、松井酒造、三井住友海上の6社は、あたらしい日本酒の消費体験を生み出すための流通パッケージとそのシステムの研究・開発・実証のため、「あたらしい日本酒体験のための流通パッケージングシステム推進協議会」(以下、「協議会」)を設立しました。6社は、本協議会を通じて、真空技術とWeb3技術を活用したあたらしい日本酒体験の創出と、日本酒サプライチェーンにおける輸送物流の効率化を目指す実証事業を行います。
協議会名称と目的
あたらしい日本酒体験のための流通パッケージングシステム推進協議会
本協議会は、あたらしい日本酒の消費体験を生み出すための流通パッケージとそのシステムの研究・開発・実証を行うことで、日本酒サプライチェーンにおいて輸送物流の効率化を図り、流通における所要時間や経費等を削減することを目指すとともに、会員の知見と技術を結集することにより、あたらしい日本酒体験を創出し、日本酒の流通を継続的に強化するための先進的な取組を共に考え、共に創りあげていくことを目的とします。詳細は下記補足資料をご参照ください。
実証事業の背景
従来、日本酒流通においては、流通管理がシステム化されていない場合が多く、例えば料飲店における在庫残量の管理・在庫の補充などが効率的ではなく、また変動する消費需要に対応した弾力的で計画的な物流が実現できないなどの課題がありました。
また、いわゆる物流の2024年問題(*)が深刻化する中、従来の日本酒では容器がガラス瓶を主体とするため輸送のパッケージは重量があり、輸送に負荷が掛かる一方で、輸送中の衝撃による破損の恐れがあるほか、ガラス瓶の形状による制約から積載率が低く、貨物用自動車、コンテナ等への効率的な物流の負担となっています。そこで、製造から消費までのサプライチェーン全体を通じて、輸送や積載の効率化を進めるあたらしい方法による軽量化や積載率の改善が望まれていました。
さらに、近年増加しつつあるあたらしいタイプの日本酒需要(純米・生・微発泡・低アルコール・低温提供)は、消費者に対して従来と異なるあたらしい日本酒体験を提供してきていますが、このような新規拡大する市場に適合し、日本酒の常時低温提供などを含むあたらしい顧客体験を生み出すトータルなパッケージングシステム、およびそれを支えるあたらしい情報システムや流通システムの出現が望まれています。
(*)物流の2024年問題 2024年4月に、トラックドライバーの長時間労働の改善に向け、トラックドライバーの時間外労働の上限が年間960時間となり、物流の適正化・生産性向上について対策を講じなければ、2024年度には輸送能力が約14%不足し、さらにこのまま推移すれば2030年度には約34%不足すると推計される問題のこと。
実証事業の目的
上記の背景から、協議会は、日本酒流通について「効率」「品質」「コスト」に耐えられるあたらしいパッケージおよびITシステム(以下「新パッケージングシステム」)を開発し、IoT技術を用いて重量データを集約し、残量に応じた配送ができるシステムを構築し、日本酒サプライチェーンにおいて輸送物流の効率化を図り、流通における所要時間や経費等を削減することを目指します。また、協議会は、協議会参加企業および協議会とともに実証事業を推進するプロジェクト参加企業の知見と技術を結集することにより、従来にない革新的であたらしい日本酒体験を創出し、日本酒の流通を継続的に強化するための先進的な流通システムを創りあげる実証事業を行います。
事業内容・実施方法
真空技術を用いた日本酒低温デリバリーシステムを使用し、輸送部分の物流効率を向上させるとともに、IoT技術を使用した状態モニタリングを行い、Web3技術を用いることで、現実資産(RWA:Real World Assets)をデジタル化することによって、資産の利用効率を高め、日本酒の生産から消費まで、蔵元から消費者までのサプライチェーンを通じた顧客価値の創出とあたらしい顧客体験の提供の実現を目指します。
あたらしい日本酒体験の創出のためのパッケージング及び流通システム
- 日本酒流通について「効率」「品質」「コスト」に耐えられるあたらしいパッケージおよびITシステム(以下「新パッケージングシステム」)を開発します。IoT技術を用いて重量データを集約し、残量が少なくなった拠点に配送するシステムを構築し、流通を効率化します。
- IoT技術と積算温度インクラベルを活用し製造元から、流通、最終需要家到着までの個品トレーサビリティを実現し、個品がどのような状況にあるかを検知することにより、製品の品質管理及び衛生管理を高度化、透明化します。
- あたらしいタイプの日本酒需要(純米・生・微発泡・低アルコール・低温提供)にあわせて、あらたな消費ニーズに適合したあたらしいタイプの日本酒パッケージングシステムを開発し、輸送の実証を行います。
消費者や売り手に対して鮮度や温度への積極的な提案を促すパッケージングシステムを生み出すことで、従来には実現できなかったあたらしいタイプの日本酒の消費提案を実現することを目指します。
参加企業と主たる役割
1.協議会参加企業
株式会社秋田県酒類卸(日本酒卸)
秋田清酒株式会社(日本酒製造)
松井酒造株式会社(日本酒製造)
三井住友海上火災保険株式会社(損害保険)
株式会社インターホールディングス(真空容器・真空サーバー)
ぷらっとホーム株式会社(IT・Web3)
2.協議会への協力企業
株式会社日立ソリューションズ(積算温度インクラベル読取アプリ)
株式会社日立産機システム(積算温度インクラベル&センシング)
株式会社日立システムズ(企業横断型で利用できるSCM連携基盤)
佐鳥電機株式会社(スマートセンシングシステム)
実証事業で使用する技術
真空サーバー・真空容器(インターホールディングス)
真空率99.5%を可能にする世界唯一の“真空特許技術”を活用しサプライチェーン向け事業を展開する日本発のクライメートテックスタートアップです。
保有する“真空特許技術”を活用し、真空容器・真空サーバーの開発、販売を行っております。
インターホールディングスで製造する、世界最高峰の超高真空特許技術を活用した
shin-ku SERVER(真空サーバー)は、フレッシュな日本酒を最後の一滴まで鮮度高く維持し、日本酒のあたらしい消費体験を創造します。鮮度を維持できるため、劣化によるフードロスの削減にも貢献できます。
積算温度インクラベル&センシング(日立産機システム)
積算温度インクラベル(※1)と積算温度センシング技術を提供します。
日立産機システムが提供するインクラベルとセンシング技術は、従来では困難であった低温物流における温度帯での積算温度(※2)の把握を実現します。将来的には、生産から消費までの品質管理で廃棄ロスを削減するとともに、あらたな顧客体験の提供を目指します。
※1株式会社日立製作所が研究開発し、株式会社日立産機システムが事業化を推進中
※2日本酒の味に影響する温度履歴に関する情報
積算温度インクラベル読取アプリ(日立ソリューションズ)
日立産機システムが開発した積算温度インクラベルを読み取りするモバイルアプリ。日立ソリューションズのモバイルアプリは、高速かつ高精度に積算温度インクラベルの位置を特定し、その情報を読み取ります。将来的には、読み取った情報を活用し、在庫管理やマーケティングなど日本酒サプライチェーンの効率化に貢献することを目指します。
企業横断型で利用できるSCM連携基盤(日立システムズ)
企業横断型で利用できるデータ連携基盤の実現に貢献します。
生産現場での在庫から、流通過程での入出庫データ、店舗・販売店での売上データまで、サプライチェーンに関わるデータをステークホルダー全体で共有することで、需要予測の精度向上やロス削減、生産計画最適化などの推進を支援します。
IoT及びブロックチェーン技術(ぷらっとホーム)
IoTプラットフォームとWeb3技術、ThingsToken (TM) を提供します。ThingsToken (TM)は、現実世界の資産をブロックチェーン上に仮想化できるトークンシステム及びその技術です。現実世界の資産(RWA: Real World Asset)のモノや設備・デバイス群を仮想化することで、Web2の世界をWeb3の世界へ結び付け、現実資産に関連したトークンエコノミクスを加速します。
スマートセンシングシステム(佐鳥電機)
真空サーバー内におけるセンシング環境及びデータ転送機能を提供します。
庫内センシングによる情報の見える化をすることで、より使い勝手の良いシステムを作り上げ、提供者に対しあたらしい日本酒体験を提供することを支援いたします。
将来的にはデータ利活用へつなげることで、効率的なサプライチェーンへの貢献を目指します。
以上
補足資料
協議会の概要
「あたらしい日本酒体験のための流通パッケージングシステム推進協議会」は、あたらしい日本酒の消費体験を生み出すための流通パッケージとそのシステムの研究・開発・実証を行うことで、日本酒サプライチェーンにおいて輸送物流の効率化を図り、流通における所要時間や経費等をおおむね30%以上削減することを目指すとともに、会員の知見と技術を結集することで、あたらしい日本酒体験の創出をし、日本酒の流通を継続的に強化するための先進的な取組を共に考え、共に創りあげていくことを目的とした団体です。
参加企業
・秋田清酒株式会社
所在地:秋田県大仙市戸地谷字天ケ沢83-1
事業開始(開設): 1865年(元治2年)
事業内容:酒類卸業・酒類製造業
・株式会社秋田県酒類卸
所在地: 秋田県秋田市卸町三丁目6-6
事業開始(開設)年月日: 1949年(昭和24年)(株式会社化は平成16年3月)
事業内容:酒類卸業
・株式会社インターホールディングス
所在地:東京都渋谷区恵比寿3丁目42-13 1F
事業開始(開設)2019年(平成31年)3月
事業内容: 真空技術開発
・ぷらっとホーム株式会社
所在地:東京都千代田区九段北4-1-3日本ビルディング九段別館3F
事業開始(開設): 1993年(平成5年)
事業内容:通信機器・センサーデバイスの検証、アプリケーション開発
・松井酒造株式会社
所在地:京都府京都市左京区吉田河原町1-6
事業開始(開設):1726年(享保11年)
事業内容:酒類製造業
・三井住友海上火災保険株式会社
所在地:東京都千代田区神田駿河台3-9
事業開始(開設):1918年(大正7年)
事業内容:損害保険業
協議会事務局
ぷらっとホーム株式会社
東京都千代田区九段北4-1-3日本ビルディング九段別館3F
https://www.plathome.co.jp/
株式会社秋田県酒類卸(本社: 秋田県秋田市、代表取締役:佐藤 卯兵衛/以下、秋田県酒類卸)、株式会社インターホールディングス(本社:東京都渋谷区、代表取締役:成井 五久実/以下、インターホールディングス)、ぷらっとホーム株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役:鈴木友康/以下、ぷらっとホーム)、松井酒造株式会社(本社:京都府京都市、代表取締役:松井 治右衛門/以下、松井酒造)、三井住友海上火災保険株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:舩曵真一郎/以下、三井住友海上)の6社は、真空技術とWeb3技術を活用した、あたらしい日本酒体験創出のための流通実証事業を開始いたします。なお本実証事業は、公益財団法人食品等流通合理化促進機構の令和5年度 物流生産性向上推進事業の補助事業に採択されています。
実証事業の概要
秋田清酒、秋田県酒類卸、インターホールディングス、ぷらっとホーム、松井酒造、三井住友海上の6社は、あたらしい日本酒の消費体験を生み出すための流通パッケージとそのシステムの研究・開発・実証のため、「あたらしい日本酒体験のための流通パッケージングシステム推進協議会」(以下、「協議会」)を設立しました。6社は、本協議会を通じて、真空技術とWeb3技術を活用したあたらしい日本酒体験の創出と、日本酒サプライチェーンにおける輸送物流の効率化を目指す実証事業を行います。
協議会名称と目的
あたらしい日本酒体験のための流通パッケージングシステム推進協議会
本協議会は、あたらしい日本酒の消費体験を生み出すための流通パッケージとそのシステムの研究・開発・実証を行うことで、日本酒サプライチェーンにおいて輸送物流の効率化を図り、流通における所要時間や経費等を削減することを目指すとともに、会員の知見と技術を結集することにより、あたらしい日本酒体験を創出し、日本酒の流通を継続的に強化するための先進的な取組を共に考え、共に創りあげていくことを目的とします。詳細は下記補足資料をご参照ください。
実証事業の背景
従来、日本酒流通においては、流通管理がシステム化されていない場合が多く、例えば料飲店における在庫残量の管理・在庫の補充などが効率的ではなく、また変動する消費需要に対応した弾力的で計画的な物流が実現できないなどの課題がありました。
また、いわゆる物流の2024年問題(*)が深刻化する中、従来の日本酒では容器がガラス瓶を主体とするため輸送のパッケージは重量があり、輸送に負荷が掛かる一方で、輸送中の衝撃による破損の恐れがあるほか、ガラス瓶の形状による制約から積載率が低く、貨物用自動車、コンテナ等への効率的な物流の負担となっています。そこで、製造から消費までのサプライチェーン全体を通じて、輸送や積載の効率化を進めるあたらしい方法による軽量化や積載率の改善が望まれていました。
さらに、近年増加しつつあるあたらしいタイプの日本酒需要(純米・生・微発泡・低アルコール・低温提供)は、消費者に対して従来と異なるあたらしい日本酒体験を提供してきていますが、このような新規拡大する市場に適合し、日本酒の常時低温提供などを含むあたらしい顧客体験を生み出すトータルなパッケージングシステム、およびそれを支えるあたらしい情報システムや流通システムの出現が望まれています。
(*)物流の2024年問題 2024年4月に、トラックドライバーの長時間労働の改善に向け、トラックドライバーの時間外労働の上限が年間960時間となり、物流の適正化・生産性向上について対策を講じなければ、2024年度には輸送能力が約14%不足し、さらにこのまま推移すれば2030年度には約34%不足すると推計される問題のこと。
実証事業の目的
上記の背景から、協議会は、日本酒流通について「効率」「品質」「コスト」に耐えられるあたらしいパッケージおよびITシステム(以下「新パッケージングシステム」)を開発し、IoT技術を用いて重量データを集約し、残量に応じた配送ができるシステムを構築し、日本酒サプライチェーンにおいて輸送物流の効率化を図り、流通における所要時間や経費等を削減することを目指します。また、協議会は、協議会参加企業および協議会とともに実証事業を推進するプロジェクト参加企業の知見と技術を結集することにより、従来にない革新的であたらしい日本酒体験を創出し、日本酒の流通を継続的に強化するための先進的な流通システムを創りあげる実証事業を行います。
事業内容・実施方法
真空技術を用いた日本酒低温デリバリーシステムを使用し、輸送部分の物流効率を向上させるとともに、IoT技術を使用した状態モニタリングを行い、Web3技術を用いることで、現実資産(RWA:Real World Assets)をデジタル化することによって、資産の利用効率を高め、日本酒の生産から消費まで、蔵元から消費者までのサプライチェーンを通じた顧客価値の創出とあたらしい顧客体験の提供の実現を目指します。
あたらしい日本酒体験の創出のためのパッケージング及び流通システム
- 日本酒流通について「効率」「品質」「コスト」に耐えられるあたらしいパッケージおよびITシステム(以下「新パッケージングシステム」)を開発します。IoT技術を用いて重量データを集約し、残量が少なくなった拠点に配送するシステムを構築し、流通を効率化します。
- IoT技術と積算温度インクラベルを活用し製造元から、流通、最終需要家到着までの個品トレーサビリティを実現し、個品がどのような状況にあるかを検知することにより、製品の品質管理及び衛生管理を高度化、透明化します。
- あたらしいタイプの日本酒需要(純米・生・微発泡・低アルコール・低温提供)にあわせて、あらたな消費ニーズに適合したあたらしいタイプの日本酒パッケージングシステムを開発し、輸送の実証を行います。
消費者や売り手に対して鮮度や温度への積極的な提案を促すパッケージングシステムを生み出すことで、従来には実現できなかったあたらしいタイプの日本酒の消費提案を実現することを目指します。
参加企業と主たる役割
1.協議会参加企業
株式会社秋田県酒類卸(日本酒卸)
秋田清酒株式会社(日本酒製造)
松井酒造株式会社(日本酒製造)
三井住友海上火災保険株式会社(損害保険)
株式会社インターホールディングス(真空容器・真空サーバー)
ぷらっとホーム株式会社(IT・Web3)
2.協議会への協力企業
株式会社日立ソリューションズ(積算温度インクラベル読取アプリ)
株式会社日立産機システム(積算温度インクラベル&センシング)
株式会社日立システムズ(企業横断型で利用できるSCM連携基盤)
佐鳥電機株式会社(スマートセンシングシステム)
実証事業で使用する技術
真空サーバー・真空容器(インターホールディングス)
真空率99.5%を可能にする世界唯一の“真空特許技術”を活用しサプライチェーン向け事業を展開する日本発のクライメートテックスタートアップです。
保有する“真空特許技術”を活用し、真空容器・真空サーバーの開発、販売を行っております。
インターホールディングスで製造する、世界最高峰の超高真空特許技術を活用した
shin-ku SERVER(真空サーバー)は、フレッシュな日本酒を最後の一滴まで鮮度高く維持し、日本酒のあたらしい消費体験を創造します。鮮度を維持できるため、劣化によるフードロスの削減にも貢献できます。
積算温度インクラベル&センシング(日立産機システム)
積算温度インクラベル(※1)と積算温度センシング技術を提供します。
日立産機システムが提供するインクラベルとセンシング技術は、従来では困難であった低温物流における温度帯での積算温度(※2)の把握を実現します。将来的には、生産から消費までの品質管理で廃棄ロスを削減するとともに、あらたな顧客体験の提供を目指します。
※1株式会社日立製作所が研究開発し、株式会社日立産機システムが事業化を推進中
※2日本酒の味に影響する温度履歴に関する情報
積算温度インクラベル読取アプリ(日立ソリューションズ)
日立産機システムが開発した積算温度インクラベルを読み取りするモバイルアプリ。日立ソリューションズのモバイルアプリは、高速かつ高精度に積算温度インクラベルの位置を特定し、その情報を読み取ります。将来的には、読み取った情報を活用し、在庫管理やマーケティングなど日本酒サプライチェーンの効率化に貢献することを目指します。
企業横断型で利用できるSCM連携基盤(日立システムズ)
企業横断型で利用できるデータ連携基盤の実現に貢献します。
生産現場での在庫から、流通過程での入出庫データ、店舗・販売店での売上データまで、サプライチェーンに関わるデータをステークホルダー全体で共有することで、需要予測の精度向上やロス削減、生産計画最適化などの推進を支援します。
IoT及びブロックチェーン技術(ぷらっとホーム)
IoTプラットフォームとWeb3技術、ThingsToken (TM) を提供します。ThingsToken (TM)は、現実世界の資産をブロックチェーン上に仮想化できるトークンシステム及びその技術です。現実世界の資産(RWA: Real World Asset)のモノや設備・デバイス群を仮想化することで、Web2の世界をWeb3の世界へ結び付け、現実資産に関連したトークンエコノミクスを加速します。
スマートセンシングシステム(佐鳥電機)
真空サーバー内におけるセンシング環境及びデータ転送機能を提供します。
庫内センシングによる情報の見える化をすることで、より使い勝手の良いシステムを作り上げ、提供者に対しあたらしい日本酒体験を提供することを支援いたします。
将来的にはデータ利活用へつなげることで、効率的なサプライチェーンへの貢献を目指します。
以上
補足資料
協議会の概要
「あたらしい日本酒体験のための流通パッケージングシステム推進協議会」は、あたらしい日本酒の消費体験を生み出すための流通パッケージとそのシステムの研究・開発・実証を行うことで、日本酒サプライチェーンにおいて輸送物流の効率化を図り、流通における所要時間や経費等をおおむね30%以上削減することを目指すとともに、会員の知見と技術を結集することで、あたらしい日本酒体験の創出をし、日本酒の流通を継続的に強化するための先進的な取組を共に考え、共に創りあげていくことを目的とした団体です。
参加企業
・秋田清酒株式会社
所在地:秋田県大仙市戸地谷字天ケ沢83-1
事業開始(開設): 1865年(元治2年)
事業内容:酒類卸業・酒類製造業
・株式会社秋田県酒類卸
所在地: 秋田県秋田市卸町三丁目6-6
事業開始(開設)年月日: 1949年(昭和24年)(株式会社化は平成16年3月)
事業内容:酒類卸業
・株式会社インターホールディングス
所在地:東京都渋谷区恵比寿3丁目42-13 1F
事業開始(開設)2019年(平成31年)3月
事業内容: 真空技術開発
・ぷらっとホーム株式会社
所在地:東京都千代田区九段北4-1-3日本ビルディング九段別館3F
事業開始(開設): 1993年(平成5年)
事業内容:通信機器・センサーデバイスの検証、アプリケーション開発
・松井酒造株式会社
所在地:京都府京都市左京区吉田河原町1-6
事業開始(開設):1726年(享保11年)
事業内容:酒類製造業
・三井住友海上火災保険株式会社
所在地:東京都千代田区神田駿河台3-9
事業開始(開設):1918年(大正7年)
事業内容:損害保険業
協議会事務局
ぷらっとホーム株式会社
東京都千代田区九段北4-1-3日本ビルディング九段別館3F
https://www.plathome.co.jp/
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