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大井電気、今期経常を一転27%減益に下方修正

配信元:株探
投稿:2020/10/28 15:30
 大井電気 <6822> [JQ] が10月28日大引け後(15:30)に決算を発表。21年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常損益は14.2億円の赤字(前年同期は3.2億円の赤字)に赤字幅が拡大し、従来の4.3億円の赤字予想からも赤字幅を拡大して着地。
 併せて、通期の同利益を従来予想の7億円→4.5億円(前期は6.2億円)に35.7%下方修正し、一転して27.4%減益見通しとなった。

 会社側が発表した上期実績と通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益は前年同期比98.0%増の18.7億円に拡大する計算になる。

 直近3ヵ月の実績である7-9月期(2Q)の連結経常損益は6.3億円の赤字(前年同期は1.2億円の黒字)に転落し、売上営業損益率は前年同期の2.0%→-12.5%に急悪化した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
 (1)2021年3月期第2四半期連結業績予想と実績との差異 第2四半期累計期間につきましては、売上高は、情報通信機器製造販売事業及びネットワーク工事保守事業において新型コロナウイルスの影響による売上時期の延伸があったこと等により、期首予想を大幅に下回る結果となりました。損益につきましては、売上規模の減少に加えて、情報通信機器製造販売において、光伝送機器を中心とした新たな主力製品の開発に伴う初期費用の増加、製品構成の変動に伴う原価率悪化、品質対応費用の増加等により、期首予想を大幅に下回る結果となりました。(2)2021年3月期通期連結業績予想の修正通期予想につきましては、売上高について、情報通信機器製造販売における光伝送機器の増加等により上記のとおりとなる見込みです。損益につきましては、期ずれ案件の売上による利益計上、新たな主力製品の生産安定に伴う利益率の増加、全社的なコスト見直し施策の実施等による利益確保が見込まれるものの、期首予想を下回り、上記のとおりとなる見込みです。 なお、期末配当金につきましては、2020年5月13日の予想通り1株当たり60円を予定しております。(注)上記の予想は、現時点で当社が入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は今後の様々な要因により見通しと異なる結果となる可能性があります。
配信元: 株探
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