アルプス電が大幅反発、１８年３月期業績予想を上方修正

　アルプス電気<6770.T>が大幅反発。３０日の取引終了後、１８年３月期の連結業績予想について、売上高を８２０７億円から８５５０億円（前期比１３．５％増）へ、営業利益を６７３億円から７１０億円（同６０．０％増）へ、純利益を４９０億円から５０５億円（同４４．６％増）へ上方修正したことが好感されている。

　電子部品事業で車載市場向けやスマートフォン向け製品などが堅調に推移したほか、為替が想定の１ドル＝１０８円、１ユーロ＝１２７円から円安基調で推移し事業環境が改善したことが貢献。また、アルパイン<6816.T>の車載情報機器事業で、欧州自動車メーカー向け純正品の販売が好調に推移したことや製品ミックスの改善に加えて、為替が円安基調で推移したことも寄与した。

　なお、同時に発表した第３四半期累計（１７年４～１２月）決算は、売上高６４４２億４７００万円（前年同期比１６．７％増）、営業利益５９４億５８００万円（同８１．０％増）、純利益４４４億１５００万円（同５７．５％増）だった。

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出所：株経ONLINE（株式会社みんかぶ）