ヨコオが後場上げ幅を拡大、２２年３月期業績予想を一転営業増益へ上方修正

　ヨコオ<6800.T>が後場上げ幅を拡大している。正午ごろ、２２年３月期の連結業績予想について、売上高を６６０億円から６７５億円（前期比１２．５％増）へ、営業利益を５０億円から５４億円（同４．３％増）へ、純利益を３４億５０００万円から３８億５０００万円（同０．８％増）へ上方修正し、減益予想から一転して営業増益予想としたことが好感されている。

　クラウドサービス向けやスマートフォンほか電子機器向け半導体の需給逼迫により、検査需要の旺盛な状況が続いていることを背景に、回路検査用コネクタセグメントで増収と利益率上昇に伴う増益が見込まれることが全体の利益を押し上げるという。

　なお、第３四半期累計（４～１２月）決算は、売上高４８７億２７００万円（前年同期比１１．４％増）、営業利益３７億５２００万円（同０．５％減）、純利益３２億円（同３４．８％増）だった。

出所：MINKABU PRESS