ＳＭＫ、今期経常を一転8％増益に上方修正、配当も20円増額

　ＳＭＫ <6798> [東証Ｐ] が10月25日後場(13:00)に決算を発表。23年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益は前年同期比2.7倍の33.4億円に急拡大し、従来の34.7％減益予想から一転して増益で着地。
　併せて、通期の同利益を従来予想の20億円→37億円(前期は34.1億円)に85.0％上方修正し、一転して8.4％増益見通しとなった。

　会社側が発表した上期実績と通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益は前年同期比83.9％減の3.5億円に大きく落ち込む計算になる。

　業績好調に伴い、期末一括配当を従来計画の70円→90円(前期は70円)に増額修正した。

　直近3ヵ月の実績である7-9月期(2Q)の連結経常利益は前年同期比65.7％増の15.7億円に拡大したが、売上営業利益率は前年同期の4.0％→3.6％に悪化した。

株探ニュース