アルチザは急落、１４年７月期通期見通しを上方修正も利益確定売り誘発

　アルチザネットワークス<6778.T>が急落。同社は１日取引終了後に１４年７月期通期の連結業績予想の修正を発表、売上高は従来予想の２６億５０００万円から２６億８９００万円（前の期比２．５倍）、営業利益は５億７０００万円から５億９８００万円（前の期実績は３億２２００万円の赤字）、最終利益は５億３３００万円から７億６３００万円（同２億８００万円の赤字）に上方修正した。モバイルネットワークソリューションの売上高が大きく増加したほか、ネットワーク監視用ツールで新製品の販売開始がＩＰネットワークソリューションの売上高増勢にも結び付いた。ただ、最終利益の増額幅が大きいのは、繰延税金資産の計上によるもので、営業利益段階では３０００万円弱の増額にとどまっていることもあって、利益確定売りを誘発する格好となった。

アルチザの株価は１１時２５分現在１２７０円（▼１４５円）


出所：株経通信（株式会社みんかぶ）