決算マイナス・インパクト銘柄・引け後 … サムコ、トラースＯＰ、３ＤＭ (3月13日発表分)

―決算で売られた銘柄！ 下落率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「マイナス・インパクト」となった可能性のある銘柄である。株価が決算発表前日の3月12日から13日の決算発表を経て14日大引け現在、水準を切り下げている銘柄を下落率の大きい順にランキングした。

▲No.3　モイ <5031>
　24年1月期の経常利益(非連結)は前の期比48.6％増の1億5600万円に拡大したが、25年1月期は前期比45.5％減の8500万円に落ち込む見通しとなった。

▲No.5　アルチザ <6778>
　24年7月期第2四半期累計(23年8月-24年1月)の連結最終損益は1億円の赤字(前年同期は4.4億円の黒字)に転落した。

■決算マイナス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　下落率 　発表日　決算期　経常変化率

<6577> ベストワン 　　東Ｇ 　 -16.39 　　3/13　　上期　　　　赤縮
<6387> サムコ 　　　　東Ｐ　　 -6.88 　　3/13　　上期　　　　8.25
<5031> モイ 　　　　　東Ｇ　　 -6.38 　　3/13　本決算　　　-45.51
<7777> ３ＤＭ 　　　　東Ｇ　　 -5.97 　　3/13　　　3Q　　　　赤縮
<6778> アルチザ 　　　東Ｓ　　 -3.11 　　3/13　　上期　　　-96.56

<6696> トラースＯＰ 　東Ｇ　　 -1.15 　　3/13　本決算　　　　赤縮
<7126> グローバルＳ 　東Ｓ　　 -1.06 　　3/13　　上期　　　-25.99
<3361> トーエル 　　　東Ｓ　　 -0.50 　　3/13　　　3Q　　　 14.63

※下落率は「決算発表前日の終値を基準とした14日大引け株価の変化率」。下落率、経常変化率は「％」。本決算の経常変化率は今期予想。
「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。

株探ニュース