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天昇電気工業のニュース
*11:35JST 天昇電 Research Memo(5):2026年3月期は子会社の持分低下により34.1%の営業減益見込み
■今後の見通し
天昇電気工業<6776>の2026年3月期の連結業績は、売上高22,000百万円(前期比21.1%減)、営業利益600百万円(同34.1減)、経常利益600百万円(同43.0%減)、親会社株主に帰属する当期純利益200百万円(同84.3%減)を見込んでいる。既述のとおり、持分法適用関連会社が第三者割当増資を行ったことで、同社の持分が低下して特別損失を計上するため、親会社株主に帰属する当期純利益については期初予想(400百万円)から下方修正した。
通年の減価償却費は2,000百万円の予想であることから、EBITDAは2,600百万円(前期比17.1%減)となる見込みだ。
■中長期の成長戦略
非自動車分野の強化を図る
同社は、以前より非自動車分野の強化を経営課題の1つに挙げている。現在は売上高の約60%が自動車向けとなっているが、この比率を35%程度にすることを最終的な目標としている。これは自動車向けの売上高を減らすのではなく、非自動車の製品を拡充して全体の売上高を増加させることで、相対的に自動車向けの比率を下げようというものだ。
このため2022年3月期以降、積極的な投資を行ってきたが、これにより同社の事業体質は変わりつつある。同社の連結子会社であった三甲アメリカコーポレーション(旧 天昇アメリカコーポレーション)は、2022年から2023年に大型の設備投資を行ったが、これは同社の大株主でもある三甲との共同プロジェクトで、プラスチック成形製品を製造するメキシコ第2工場(約23,000m2)を建設したものだ。総投資額45億円のうち約17億円を三甲アメリカコーポレーションの第三者割当増資(同社が約10億円、三甲が約7億円を引受け)で賄い、残り28億円を借入金で調達した。
この新工場は2022年10月から稼働を開始したため、2024年3月期から同社の米国子会社の売上高に寄与していた。しかしその後、三甲アメリカコーポレーションは2度の第三者割当増資を行ったことから同社の持分比率は41.4%へ低下し、現在では持分法適用関連会社として同社の業績に寄与している。三甲アメリカコーポレーションは持分法適用関連会社となったが、同社の非自動車事業は着実に伸長していると言える。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 寺島 昇)
<HN>
天昇電気工業<6776>の2026年3月期の連結業績は、売上高22,000百万円(前期比21.1%減)、営業利益600百万円(同34.1減)、経常利益600百万円(同43.0%減)、親会社株主に帰属する当期純利益200百万円(同84.3%減)を見込んでいる。既述のとおり、持分法適用関連会社が第三者割当増資を行ったことで、同社の持分が低下して特別損失を計上するため、親会社株主に帰属する当期純利益については期初予想(400百万円)から下方修正した。
通年の減価償却費は2,000百万円の予想であることから、EBITDAは2,600百万円(前期比17.1%減)となる見込みだ。
■中長期の成長戦略
非自動車分野の強化を図る
同社は、以前より非自動車分野の強化を経営課題の1つに挙げている。現在は売上高の約60%が自動車向けとなっているが、この比率を35%程度にすることを最終的な目標としている。これは自動車向けの売上高を減らすのではなく、非自動車の製品を拡充して全体の売上高を増加させることで、相対的に自動車向けの比率を下げようというものだ。
このため2022年3月期以降、積極的な投資を行ってきたが、これにより同社の事業体質は変わりつつある。同社の連結子会社であった三甲アメリカコーポレーション(旧 天昇アメリカコーポレーション)は、2022年から2023年に大型の設備投資を行ったが、これは同社の大株主でもある三甲との共同プロジェクトで、プラスチック成形製品を製造するメキシコ第2工場(約23,000m2)を建設したものだ。総投資額45億円のうち約17億円を三甲アメリカコーポレーションの第三者割当増資(同社が約10億円、三甲が約7億円を引受け)で賄い、残り28億円を借入金で調達した。
この新工場は2022年10月から稼働を開始したため、2024年3月期から同社の米国子会社の売上高に寄与していた。しかしその後、三甲アメリカコーポレーションは2度の第三者割当増資を行ったことから同社の持分比率は41.4%へ低下し、現在では持分法適用関連会社として同社の業績に寄与している。三甲アメリカコーポレーションは持分法適用関連会社となったが、同社の非自動車事業は着実に伸長していると言える。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 寺島 昇)
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