2009年3月期の連結最終損益が670億円の赤字（前期は44億円の黒字）になる見通しだと発表した。2月時点からわずか1カ月半で、業績予想を140億円下方修正した。赤字額は過去最大。子会社のアルパインが手掛けるカーナビゲーションシステムなど音響製品事業の受注が厳しい。減損損失が発生するほか、繰り延べ税金資産を取り崩す。売上高は従来予想を40億円下回り、23％減の5360億円を見込む。newsミミ
2009年3月期の連結最終損益が530億円の赤字（前期は44億円の黒字）になる見通しだと発表した。従来予想は40億円の黒字だったが一転、過去最大の赤字に下方修正。昨年11月以降、携帯電話やパソコン、自動車向けの電子部品がそろって急減している。設備の減損損失を計上し、繰り延べ税金資産も取り崩す。期末配当を見送り年10円配（前期は20円）とする。　125億円の黒字を見ていた営業損益は280億円の赤字（前期は198億円の黒字）。工場の稼働率が低下し固定費を吸収できないうえ円高も響く。需要減が厳しく「これまでの売り上げ規模を前提にした体制では利益が出ない NEWSミミ