液晶パネル向けにデジタル信号処理チップで世界トップシェアの会社。市場環境は、液晶パネルの価格値下げ圧力は高いもの、引き続き数量ベースでは高い伸びが期待できる。ビジネスモデルは自社で製造装置を持たないファブレスモデルを徹底しており、事業リスクを軽減している。経営者は東芝の半導体事業部長経験のある経営者であり、日本では稀有なエンジニアとして成功している起業家。課題はポスト液晶（LVDS）の展開ではあるが、この何年かでかなりの布石は売ってきたように思われる、日本の半導体ファブレスメーカーで世界のトップ２０に入れる可能性のある会社としてはザインしかないと個人的には思っている。ビジネスモデル的にもダウンサイドリスクがなく、次の展開があたればかなりのアップサイドが期待できる会社であると思っている。目標株価25万円。