【売り】ミツミ電機:下窓開け+勝率62%の売りシグナル
要旨
レーティングの引き上げなど好材料がありますが、やや過剰な上昇の後は短期的な調整となる見込みが強いです。統計的にも売りが有利な状況ですから、ここは売りで仕掛けたいところ。
ミツミ電機株式会社とは?
電機・通信機器部品メーカー。海外での生産拠点を撤去苦的に展開。スマートフォン関連銘柄では手振れ補正用部品などを生産。
最近のトピック
ゴールドマンサックス証券はミツミ電機のレーティングを引き上げました。5月中旬には、決算を発表。14年3月期の連結純利益は32億円の黒字となりました。前年の赤字から一転しての大幅上昇でしたが、市場予想をやや下回っているとのこと。
どんな値動きをしているの?
5月中旬以降は一貫した上昇基調となっており、600円だった株価は785円にまで上昇しています。直近はやや上昇のペースが早まっており、7月3日は前日比5.5%にも及ぶ大幅上昇となりました。
ここがポイント!
(1) 大きすぎる陽線
7月3日は大きな陽線となり急激に株価が上昇。統計的にも売りに優勢の状況です。
(2) 下窓開け
7月3日には下窓が形成されており、これは売りに好材料。窓埋めが期待できることから、売りに有利なチャートの形と言えます。
まとめ
以上の理由より、ここは短期的な調整を期待して「逆張り売り」で攻めましょう。
留意点
統計的には優位ですが、続投となる可能性があるためロスカットは必須です。また、詳しい売買手法に関しては次項を参照して頂ければ幸いです。
統計解析の結果の概要
利用した戦略:225銘柄逆張り売り
検証期間:2000年1月4日~2014年7月3日
取引回数:6879回
対象市場:225銘柄
売買手法:寄成売り→引成買い
勝率:62%
勝ちトレード平均利益:+2.1%
負けトレード平均損失:-2.4%
平均損益率:+0.4%
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