ニュースより。

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ソニーが「人気復活」の気配、今期営業黒字・来期の大幅増益観測が浮上

　ソニーを見直す動きが出そうだ。会社側が４日に発表した
2009年第3四半期の営業利益は1461億円（前年同期は18億円の赤字）と、
市場の事前予想を上回る好決算。通期ベースでも会社側は営業赤字幅を
従来の600億円から300億円に縮小した。

　バークレイズ・キャピタル証券では会社計画を「依然として保守的に
映る」として、300億円の黒字を見込む。さらに2011年3月期のテレビ事業の
改善確度が高まった点やゲーム事業でのGT5のずれ込みなどから営業利益
2600億円（従来予想は2330億円）を見込む。目標株価は3400円から3700円
に引き上げ。

　かつては、「ソニー・ショック」を引き起こしたほど市場インパクトが
大きい銘柄だけに、アナリストサイドからの「強気」見通しは全般相場
持ち直しにつながりやすい。5日は利益確定売りに結局、10円高の3085円で
引けたが、出来高は1.5倍と急増しており、「人気復活」の気配だ。