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パナソニック ホールディングスのニュース
*15:12JST トーカイ Research Memo(2):「健康生活サービス」と「調剤サービス」を合わせたヘルスケア分野が収益の柱
■事業概要
トーカイ<9729>は、「健康生活サービス」「調剤サービス」「環境サービス」の3つのセグメントを軸に展開する企業で、岐阜県に本社を置く。セグメント別の構成比は、「健康生活サービス」が売上高・営業利益ともに過半を占めており、「調剤サービス」「環境サービス」がそれに続く構成となっている。
1. 健康生活サービス
健康生活サービスセグメントは、病院関連事業(医療機関・介護福祉施設向けリネンサプライ、看護補助、院内物品管理などの医療周辺業務受託)、寝具・リネンサプライ事業(ホテルなど宿泊施設向けのリネンサプライや寝具類のレンタル)、シルバー事業(介護用品レンタル・販売、リハビリデイサービスの運営)、給食事業(医療機関・介護福祉施設向け)、クリーニング設備製造事業、アクアクララ事業(宅配水「アクアクララ」のサブフランチャイザー)などで構成されている。
同セグメント売上高の5~6割を病院関連事業及び寝具・リネンサプライ事業で占めている。病院・介護施設・宿泊施設向けに提供するリネンサプライに関しては、東北・関東・北陸・中部・関西・中国・四国エリアで営業展開しており、このうち病院・介護施設向けリネンサプライでは業界2番手に位置している。また、病院向けではリネンサプライのほか看護補助、院内物品管理など医療周辺業務をワンストップで提供できることを強みとしている。
同セグメント売上高の3割強を占めるシルバー事業は、介護保険制度に基づき電動ベッドや車いすなどの介護用品のレンタル・販売を行っている。営業エリアは東北から九州まで、2025年10月現在で98拠点を展開、高齢者の増加が見込まれる都市部を中心にカバーしている。市場シェアは地域によって異なり、四国地方では3割程度の高シェアを獲得しているが、3大都市圏では5〜10%と市場シェア拡大の余地を残す。競合はフランスベッドホールディングス<7840>やパナソニック ホールディングス<6752>の子会社(パナソニック エイジフリー(株))などがあるが、直販レンタル売上では同社がトップと見られる。同社の強みは、全国11ヶ所に構える介護用品メンテナンスセンターにて自社資材を効率的に運用できる体制を有していること、介護保険制度開始前からの事業展開による豊富な実績や迅速なサービス提供により各地域でケアマネジャーとの信頼関係を構築していること、医療周辺業務の受託を通じて築いてきた医療機関との関係性を生かして退院患者の紹介を受けるルートを構築していることなどが挙げられる。また、M&Aも活用しながら地域内シェアの拡大に取り組んでおり、それぞれの地域で“シェアNo.1”を目標としている。そのほか、2024年7月に子会社化した(株)mik japanが展開するリハビリ特化型デイサービス「ミック健康の森」※もシルバー事業に含まれる。
※ 高齢者の身体機能維持・向上を目的としたデイサービス施設で、首都圏や関西、東北、九州地域で36施設を展開している。
2. 調剤サービス
調剤サービスセグメントは、連結子会社のたんぽぽ薬局(株)が東海・北陸・関西・四国地区で調剤薬局「たんぽぽ薬局」を159店舗展開している(2025年9月末時点)。当初は門前薬局に特化することで経営効率を上げ、高い収益性を維持してきたが、近年は地域の「かかりつけ薬局」としての機能を果たすことが求められるようになり、地域のニーズに合わせた出店形態の推進や、医療機関との連携や在宅対応などかかりつけ機能の強化、国が推進する医療DX施策に則った体制整備、DXによる店舗運営効率の改善に取り組んでいる。また、mik japanが関西で展開するドラッグストア11店舗(うち3店舗は調剤薬局併設)が新たに加わっている。
3. 環境サービス
環境サービスセグメントは、リースキン事業と清掃事業などで構成されている。売上高の6割強を占めるリースキン事業では、主にオフィスや店舗、個人宅などで用いるモップやマットなどの環境美化用品のレンタル・販売を「リースキン」ブランドでフランチャイズ展開している。地方本部・代理店を含めて全国に約900拠点の販売ネットワークを構築しており、業界シェアはダスキン<4665>に次ぐ第2位に位置する。ここ数年はトイレ周り商品に注力し、他社との差別化を図っている。売上高の3割強を占める清掃事業では、主に病院や介護施設等の清掃・管理業務の受託サービスを展開している。そのほか、太陽光発電による売電事業なども行っている。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)
<HN>
トーカイ<9729>は、「健康生活サービス」「調剤サービス」「環境サービス」の3つのセグメントを軸に展開する企業で、岐阜県に本社を置く。セグメント別の構成比は、「健康生活サービス」が売上高・営業利益ともに過半を占めており、「調剤サービス」「環境サービス」がそれに続く構成となっている。
1. 健康生活サービス
健康生活サービスセグメントは、病院関連事業(医療機関・介護福祉施設向けリネンサプライ、看護補助、院内物品管理などの医療周辺業務受託)、寝具・リネンサプライ事業(ホテルなど宿泊施設向けのリネンサプライや寝具類のレンタル)、シルバー事業(介護用品レンタル・販売、リハビリデイサービスの運営)、給食事業(医療機関・介護福祉施設向け)、クリーニング設備製造事業、アクアクララ事業(宅配水「アクアクララ」のサブフランチャイザー)などで構成されている。
同セグメント売上高の5~6割を病院関連事業及び寝具・リネンサプライ事業で占めている。病院・介護施設・宿泊施設向けに提供するリネンサプライに関しては、東北・関東・北陸・中部・関西・中国・四国エリアで営業展開しており、このうち病院・介護施設向けリネンサプライでは業界2番手に位置している。また、病院向けではリネンサプライのほか看護補助、院内物品管理など医療周辺業務をワンストップで提供できることを強みとしている。
同セグメント売上高の3割強を占めるシルバー事業は、介護保険制度に基づき電動ベッドや車いすなどの介護用品のレンタル・販売を行っている。営業エリアは東北から九州まで、2025年10月現在で98拠点を展開、高齢者の増加が見込まれる都市部を中心にカバーしている。市場シェアは地域によって異なり、四国地方では3割程度の高シェアを獲得しているが、3大都市圏では5〜10%と市場シェア拡大の余地を残す。競合はフランスベッドホールディングス<7840>やパナソニック ホールディングス<6752>の子会社(パナソニック エイジフリー(株))などがあるが、直販レンタル売上では同社がトップと見られる。同社の強みは、全国11ヶ所に構える介護用品メンテナンスセンターにて自社資材を効率的に運用できる体制を有していること、介護保険制度開始前からの事業展開による豊富な実績や迅速なサービス提供により各地域でケアマネジャーとの信頼関係を構築していること、医療周辺業務の受託を通じて築いてきた医療機関との関係性を生かして退院患者の紹介を受けるルートを構築していることなどが挙げられる。また、M&Aも活用しながら地域内シェアの拡大に取り組んでおり、それぞれの地域で“シェアNo.1”を目標としている。そのほか、2024年7月に子会社化した(株)mik japanが展開するリハビリ特化型デイサービス「ミック健康の森」※もシルバー事業に含まれる。
※ 高齢者の身体機能維持・向上を目的としたデイサービス施設で、首都圏や関西、東北、九州地域で36施設を展開している。
2. 調剤サービス
調剤サービスセグメントは、連結子会社のたんぽぽ薬局(株)が東海・北陸・関西・四国地区で調剤薬局「たんぽぽ薬局」を159店舗展開している(2025年9月末時点)。当初は門前薬局に特化することで経営効率を上げ、高い収益性を維持してきたが、近年は地域の「かかりつけ薬局」としての機能を果たすことが求められるようになり、地域のニーズに合わせた出店形態の推進や、医療機関との連携や在宅対応などかかりつけ機能の強化、国が推進する医療DX施策に則った体制整備、DXによる店舗運営効率の改善に取り組んでいる。また、mik japanが関西で展開するドラッグストア11店舗(うち3店舗は調剤薬局併設)が新たに加わっている。
3. 環境サービス
環境サービスセグメントは、リースキン事業と清掃事業などで構成されている。売上高の6割強を占めるリースキン事業では、主にオフィスや店舗、個人宅などで用いるモップやマットなどの環境美化用品のレンタル・販売を「リースキン」ブランドでフランチャイズ展開している。地方本部・代理店を含めて全国に約900拠点の販売ネットワークを構築しており、業界シェアはダスキン<4665>に次ぐ第2位に位置する。ここ数年はトイレ周り商品に注力し、他社との差別化を図っている。売上高の3割強を占める清掃事業では、主に病院や介護施設等の清掃・管理業務の受託サービスを展開している。そのほか、太陽光発電による売電事業なども行っている。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)
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