富士通コンの第３四半期は入力デバイスの受注拡大と円安効果で増収黒字転換

　富士通コンポーネント<6719.T>はこの日取引終了後、１５年３月期第３四半期累計（４～１２月）の連結決算を発表。売上高３４４億５９００万円（前年同期比９．４％増）、営業損益４億１７００万円の黒字（前年同期１億３３００万円の赤字）、最終損益４億４３００万円の黒字（前年同期２億３５００万円の赤字）と増収で黒字転換した。
　タッチパネルやサーマルプリンタなど入力デバイスの受注拡大に加え、車載用コントロール基板も増加。円安効果が大きく、損益が急改善した。
　通期は売上高４８１億円（前期比１１．７％増）、営業利益７億５０００万円（同７．１倍）、最終利益５億５０００万円（同２．６倍）と従来見通しを据え置いている。

出所：株経通信（株式会社みんかぶ）