アイホン、上期経常を4.7倍上方修正

　アイホン <6718> [東証Ｐ] が8月2日大引け後(15:30)に決算を発表。23年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益は前年同期比33.3％減の11.4億円に落ち込んだ。
　しかしながら、併せて4-9月期(上期)の同利益を従来予想の3億円→14億円(前年同期は34.2億円)に4.7倍上方修正し、減益率が91.3％減→59.2％減に縮小する見通しとなった。
　なお、通期の同利益を従来予想の28億円(前期は59.3億円)を据え置いた。

　直近3ヵ月の実績である4-6月期(1Q)の売上営業利益率は前年同期の13.3％→7.7％に大幅低下した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　 2023年３月期第２四半期（累計）連結業績予想につきましては、前回発表予想におきまして電子部品の供給不足による一部商品の供給遅延を想定し、大幅な売上高減少を見込んでおりました。しかしながら、部品調達先との調整を日々行い、できる限りの商品供給に努め、海外売上高が増加したことにより、売上高は前回発表予想を上回る見込みとなりました。　 また、増収による利益の増加が見込まれ、営業利益、経常利益及び親会社株主に帰属する四半期純利益におきましては、業績予想を大きく上回る見込みとなりました。　 これらの結果、2023年３月期第２四半期（累計）連結業績予想を修正いたします。　 なお、今後も電子部品の供給につきましては先行きが不透明な状況であるため、現時点におきましては2023年３月期通期連結業績予想を修正いたしませんが、業績予想に変更が生じる場合は速やかに公表いたします。（注）業績予想等に関する留意事項　 なお、上記の業績予想等は、現時点で入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績等は、今後さまざまな要因により、予想数値と異なる場合があります。