6,888円
サンケン電気のニュース
■ジェイック <7073> 2,374円 (+400円、+20.3%) ストップ高
ジェイック <7073> [東証G]がストップ高。13日午後1時ごろに発表した第2四半期累計(2-7月)連結決算が、売上高20億7000万円(前年同期比13.6%増)、営業利益6600万円(同3.0倍)、純利益2400万円(同19.9倍)と大幅増益となったことが好感された。成長事業である新卒支援事業で登録学生数に加え雇用創出数でも過去最高を記録するなど主要KPI(重要業績評価指標)が順調に推移。また、フリーター支援事業では登録数から雇用創出数まで全てのKPIが前年同期を上回ったほか、企業向け教育研修事業では研修受注金額が過去最高を大幅に更新し業績に貢献した。なお、25年1月期通期業績予想は、売上高41億8000万円(前期比13.7%増)、営業利益1億3800万円(同2.6倍)、純利益4600万円(同7.9倍)の従来見通しを据え置いている。
■鎌倉新書 <6184> 481円 (+80円、+20.0%) ストップ高
東証プライムの上昇率トップ。鎌倉新書 <6184> [東証P]がストップ高。12日取引終了後に2-7月期連結決算を発表し、売上高は前年同期比14.4%増の31億9100万円、営業利益は同15.2%増の3億7300万円と好調だった。また、従来未定としていた配当予想を前期比16円増の20円に大幅増配しており、これらを好感した買いが集まった。葬祭事業が大幅増だったほか、官民協働事業が高い伸びを示し業績を大きく押し上げた。あわせて、中期経営計画(2024-26年度)における株主還元方針を発表。「配当性向100%または1株当たり20円のいずれか低いほう」にするとした。これまでは概ね配当性向20%で安定的に実施していた。
■アルチザ <6778> 594円 (+64円、+12.1%)
アルチザネットワークス <6778> [東証S]が6日ぶり急反騰。基地局メーカー向けを中心に通信計測器の製造販売を手掛けるが、5Gサービスの拡大や機能性向上に向けた研究開発及び設備投資関連の需要を取り込んでいる。同社が12日取引終了後に発表した25年7月期の業績予想は、売上高が前期比10%増の31億1000万円、営業利益は同8.3倍の2億6600万円と急回復を見込んでおり、これを好感する買いを呼びこむ形となった。年間配当は前期と並びの20円を計画、配当利回りに換算して3.8%弱(前日終値換算)と高いことも評価材料となった。
■PBシステム <4447> 594円 (+60円、+11.2%)
ピー・ビーシステムズ <4447> [東証G]が急騰。12日の取引終了後に自社株買いを実施すると発表したことが好感された。上限を30万株(発行済み株数の4.70%)、または1億8000万円としており、取得期間は9月13日から12月24日まで。資本効率の向上を通じた株主への利益還元及び経営環境に応じた機動的な資本政策の遂行を図ることが目的としている。
■SYSHD <3988> 533円 (+48円、+9.9%) 一時ストップ高
SYSホールディングス <3988> [東証S]が続急伸、一時ストップ高となった。13日午前11時30分ごろに発表した25年7月期連結業績予想で、売上高140億円(前期比12.9%増)、営業利益8億円(同16.8%増)と2ケタ増収増益を見込み、年間配当7円と実質増配を予想することが好感された。車載ECU(電子制御ユニット)関連顧客の受注が堅調なことに加えて、電力関連顧客からの受注増加を見込む。人件費の増加や連結子会社の増加、東京事業所の移転関連費用の計上や地代家賃の増加などで販管費も増加するが、売上高の増加で吸収する。なお、24年7月期決算は、売上高123億9700万円(前の期比17.9%増)、営業利益6億8400万円(同31.6%増)だった。
■スマレジ <4431> 2,691円 (+232円、+9.4%)
スマレジ <4431> [東証G]が続急伸。同社は12日の取引終了後、25年4月期第1四半期(5-7月)の単体決算を発表した。売上高は前年同期比38.8%増の25億3100万円、経常利益は同46.2%増の6億円となった。通期計画に対する経常利益の進捗率は約30%と好発進となっており、買い安心感が広がったようだ。同社は小売店向けクラウド型POSレジを販売する。テレビコマーシャルをはじめとした広告宣伝策が奏功。積極的なクロスセル施策の実施により、顧客単価も上昇した。リグア <7090> [東証G]から取得した接骨院向け顧客情報管理・レセプト計算ソフトウェア事業なども業績に寄与した。
■トヨクモ <4058> 2,199円 (+151円、+7.4%)
トヨクモ <4058> [東証G]が続急伸。13日午前11時半、8月度の月次売上速報を開示した。単体・速報ベースで売上高は前年同月比27.9%増の2億6500万円と大幅な増収基調を継続し、評価されたようだ。1月からの累計では前年同期比26.4%増の19億6300万円となった。
■Wディッシュ <2901> 387円 (+26円、+7.2%)
ウェルディッシュ <2901> [東証S]が続急伸。12日の取引終了後、学校や病院、企業の食堂などの管理・運営を行うLEOC(東京都千代田区)が提供するミールパック食品であるReady-made食品の販売に関して、協業パートナーシップ基本契約を締結したと発表しており、好材料視された。今回の協業は、福祉介護関連事業を強化するのが狙い。自社オリジナル食品とともに、栄養バランスとバリュエーションに優れたReady-made食品を医療・介護施設などに提供することによって、取扱商品のラインアップ拡大を図る。なお、同件が業績に与える影響は現時点ではないとしている。
■東建コーポ <1766> 11,740円 (+750円、+6.8%)
東証プライムの上昇率5位。東建コーポレーション <1766> [東証P]が続急伸。12日の取引終了後に発表した第1四半期(5-7月)連結決算が、売上高890億1200万円(前年同期比8.3%増)、営業利益51億6800万円(同72.5%増)、純利益35億1900万円(同86.6%増)と大幅増益で着地したことが好感された。単体ベースでの期首受注残高が2063億円と豊富にあったことに加えて、販売価格改定後の物件が完工を迎えたことなどにより完成工事粗利益率が改善し、建設事業が大幅な増収増益となったことが牽引した。なお、25年4月期通期業績予想は、売上高3604億7800万円(前期比5.8%増)、営業利益141億7000万円(同8.7%増)、純利益97億600万円(同8.5%増)の従来見通しを据え置いている。
■アトネイチャ <7823> 844円 (+54円、+6.8%)
アートネイチャー <7823> [東証S]が急伸。12日の取引終了後に発表した8月度の単体売上高(速報)が前年同月比4.0%増となり、2ヵ月ぶりに前年実績を上回ったことが好感された。なかでも男性向けオーダーメイドウィッグや増毛、ヘアケア商品などが伸長した。
■JMHD <3539> 3,245円 (+190円、+6.2%)
東証プライムの上昇率7位。JMホールディングス <3539> [東証P]が続急伸。12日の取引終了後、24年7月期の連結決算を発表。あわせて25年7月期の業績・配当予想を開示した。今期の売上高は前期比4.4%増の1800億円、最終利益は同13.4%増の62億円を計画する。最終利益は前期に続き過去最高益を更新する見込みで、中期経営計画で示した水準を上回る。更に、前期の期末配当をこれまでの計画から2円増額したうえで、今期の年間配当予想は前期比2円増配の44円に設定した。加えて、立会外での自社株買いの実施と消却についても公表しており、これらをポジティブ視した買いが集まったようだ。スーパーマーケット事業の既存店売上高は同0.4%増を前提とし、今期中に出店予定のスーパーマーケットで11店舗、外食1店舗の売り上げ寄与を見込む。24年7月期の売上高は前の期比11.3%増の1723億3100万円、最終利益は同23.7%増の54億6500万円だった。同社は東証の自己株式立会外買付取引(ToSTNeT-3)を通じて12日終値の3055円で総数140万株(自己株式を除く発行済み株式総数の5.25%)、総額42億7700万円を上限に自社株買いを実施するとも発表。13日に120万株を総額36億6600万円で買い付けたと公表した。10月15日に自社株120万株を消却する予定。
■マクビープラ <7095> 3,165円 (+150円、+5.0%)
東証プライムの上昇率9位。Macbee Planet <7095> [東証P]が続急伸。12日の取引終了後、25年4月期第1四半期(5-7月)の連結決算の発表にあわせ、未定としていた年間配当予想を36円にすると開示した。前期の年間配当は株式分割を考慮したベースでは14円で、実質的に増配を見込む。これを材料視した買いが集まったようだ。5~7月期の売上高は前年同期比26.1%増の115億6000万円、経常利益は同15.2%増の11億3600万円だった。マクビープラは取得総数65万株、取得総額16億5000万円を上限とする自社株買いの実施も発表。株主である創業者の小嶋雄介氏より、保有する同社株を有償および無償で提供するとの申し出があったことに伴い、株主価値の向上と将来的な有効利用を図るため取得に動く。有償での提供については今回の自社株買いで対応し、無償での提供分は取得総数に含まれず、寄付の形で提供されるという。更に、同社は27年4月期に売上高700億円(25年4月期予想は480億円)、営業利益75億円(同45億~50億円)に伸ばすことを目標とする中期経営計画を公表した。
■石原ケミ <4462> 2,285円 (+104円、+4.8%)
石原ケミカル <4462> [東証P]が大幅続伸。13日午後2時ごろ、上限を91万株(発行済み株数の6.25%)、または23億3000万円とする自社株買いを実施すると発表しており、好材料視された。取得期間は9月17日から11月30日までで、東京証券取引所の自己株式立会外買付取引(ToSTNeT-3)を含む市場買い付けにより取得する。同時に自社株37万株(発行済み株数の2.32%)を9月30日付で消却すると発表した。なお、消却後の発行済株数は1560万3680株となる。
■ワークマン <7564> 4,455円 (+200円、+4.7%)
ワークマン <7564> [東証S]が大幅続伸。4400円台に乗せ、目先上値抵抗ラインとなっていた5日移動平均線を上抜くと同時に25日移動平均線とのマイナスカイ離を急速に縮小た。作業服販売チェーンの最大手で、低価格路線を強みに顧客ニーズを開拓、特に近年は女性向け衣料品に注力しニーズをとらえるほか、アスレジャー市場の拡大も追い風となっている。ここ外国為替市場では日米金利差を背景にドル安・円高が進んでおり、同社は海外からの商品仕入れに際しコスト低減が期待できる円高メリット株との位置づけで買いを誘導した。
■精工技研 <6834> 2,946円 (+95円、+3.3%)
精工技研 <6834> [東証S]が大幅続伸。同社は光学分野の高度な技術力と精密加工や精密成形分野で培った実績を生かし、光通信用デバイスでニッチ性の高いハイクオリティな商品供給を行っている。生成AI市場の拡大を背景に世界的にデータセンターの建設が加速しているが、その際に膨大な電力需要を喚起することで、その対応が喫緊の課題として浮上している。そして、その課題解決に向けた省電力かつ低遅延の通信を実現させる光電融合技術が脚光を浴びている。データセンター増設にはこの技術が重要な役割を担う公算が大きい。同社は光電融合で独自技術を活用し、次世代ネットワークスイッチ装置の大容量化と消費電力の削減で必須とされる光源=ELS用の多芯偏波保持インターコネクトのカスタマイズで実力を開花させている。株式市場でも同社株はデータセンター関連の有力銘柄として頭角を現し始めた。足もとの業績も急回復期に突入、25年3月期営業利益は前期比38%増の14億5000万円と大幅な伸びを見込んでおり、中期的な成長期待も大きい。
■サンケン <6707> 6,124円 (+183円、+3.1%)
サンケン電気 <6707> [東証P]が大幅続伸。旧村上ファンド系とされるエフィッシモ・キャピタル・マネージメントによるサンケンの保有比率が上昇したことが12日の取引終了後に明らかとなり、思惑視した買いを誘ったようだ。同日に関東財務局に提出された変更報告書によると、エフィッシモの保有比率は25.36%から26.98%に上昇した。報告義務発生日は9月5日。保有目的は「投資及び状況に応じて経営陣への助言、重要提案行為等を行うこと」としている。
■NSSOL <2327> 3,680円 (+95円、+2.7%)
日鉄ソリューションズ <2327> [東証P]が3日ぶり反発。12日の取引終了後、アクティビスト(物言う株主)として知られるシンガポールの投資ファンドの3Dインベストメント・パートナーズが、NSSOLの株式を買い増していたことが明らかとなり、思惑視されたようだ。同日、関東財務局に提出された変更報告書によると、3Dインベストメント・パートナーズの保有比率は5.00%から6.08%に上昇した。保有目的は「純投資及び状況に応じて経営陣への助言、重要提案行為を行うこと」としている。報告義務発生日は9月5日。
■イムラ <3955> 1,147円 (+26円、+2.3%)
イムラ <3955> [東証S]が続伸。12日の取引終了後に発表した第2四半期累計(2-7月)連結決算で、営業利益が10億2300万円(前年同期比3.2%増)となり、第1四半期の20.2%減益から増益に転じたことが好感された。主力製品の封筒需要は減少しているものの、マイナンバーや給付金関連の官公庁需要や東京都知事選などの選挙関連需要の下支えもあり、売上高は107億300万円(同2.9%減)の減収にとどまった。また、内製化推進による外注加工賃の抑制などに取り組んだことや人件費の低減などを図ったことが利益に貢献した。なお、25年1月期通期業績予想は、売上高210億円(前期比0.6%増)、営業利益14億5000万円(同11.1%増)の従来見通しを据え置いている。
■アイスペース <9348> 731円 (+16円、+2.2%)
アイスペース <9348> [東証G]が反発。同社は12日の取引終了後、民間月面探査プログラム「HAKUTO-R」ミッション2の打ち上げを今年12月にも予定していると発表した。打ち上げ時期はこれまで今年冬ごろとしていた。順調に準備が進んでいると受け止めた投資家の買いが株価を支援したようだ。ミッション2では自社開発のTENACIOUS(テネシアス)ローバー(月面探査車)を用いて、資源探査の初期的な取り組みを実施するとしている。
■アールプラン <2983> 1,239円 (+20円、+1.6%)
アールプランナー <2983> [東証G]が反発。愛知を地盤とする不動産会社で、注文住宅及び分譲住宅の販売を手掛けている。首都圏にも積極展開し全体収益の伸びに反映させている。同社が12日取引終了後に発表した25年1月期上期(24年2-7月)決算は営業利益段階で前年同期比4.5倍となる11億2500万円と大幅な伸びを達成しており、これを好感する形で投資資金が流入した。依然としてPER6倍台と割安感が強いほか、今期年間配当は30円と前期実績比で倍増させる計画にあることもポイントで、インカムゲインを狙った根強い買いを引き寄せている。
■イオン <8267> 3,954円 (+41円、+1.1%)
イオン <8267> [東証P]が続伸。SMBC日興証券が12日、イオンの目標株価を3700円から3900円に増額修正した。投資評価は「2」を継続する。小売事業の月次売上高は6月以降、復調しているとする半面、通期の営業利益計画の達成には同事業の粗利率の改善が必要だと指摘。現体制ではKPI(重要業績評価指標)管理が強まっており、要因分析や修正策の実行が早まっている印象があるとも言及している。同証券はイオンの26年2月期営業利益予想をこれまでの2913億円から2977億円に引き上げた。
※13日の上昇率が大きかった銘柄を株価変動要因となった材料とともに抜粋。
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