電気興が後場上げ幅拡大、単体業績予想を上方修正、期末配当を２２円に

　通信アンテナなどを手掛ける電気興業が後場に入り上げ幅を拡大し、一時２３円高の５３２円まで買われ、連日で年初来高値を更新した。２３日午後１時に、１０年３月期単体業績予想の上方修正と期末配当予想の引き上げを発表、好感されている。売上高を４１０億円から４１４億８５００万円（前期比１８．３％減）、営業利益を２３億円から２７億９２００万円（同４１．８％減）、純利益を１３億円から１７億７００万円（同２０．２％減）に増額した。電気通信事業の原価や販管費などの削減策が奏功し、当初予想を上回る見通し。

　期末配当は、従来予想の１７円から２２円（前期実績２２円）に引き上げ、年間配当は２２円（同２８円）となる。

　午後１時１２分時点の株価は１４円高の５２３円。



［ 株式新聞速報ニュース／ＫＡＢＤＡＳ－ＥＸＰＲＥＳＳ ］

提供：モーニングスター社