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テックポイント・インクのニュース
■研究開発品の進捗状況
テックポイント・インク<6697>の成長戦略は具体的に定まっており、前回レポートから大きな変化はないため、今後の同社の成長エンジンとなり得る戦略商品について概観しておきたい。筆頭格となるのが「CMOSイメージセンサー」である。こちらは、800万画素の4Kカメラ向け製品のサンプルが完成しており、随時出荷を開始することになる。2021年12月期第2四半期の見通し部分でも言及した通り、数量については限定的なものになる可能性があるとはいえ、性能評価の結果は非常に良好であり、2021年12月期第3四半期から第4四半期にかけて量産へ向かうと弊社では予想している。既存顧客に対して訴求できるほか、アナログカメラ、IPカメラ双方に活用できる製品であることから、CMOSイメージセンサーの業績寄与は中長期的に非常に大きなものになってくると期待できる。また、直近1~2年で高機能化需要が強まってきた「ドアフォン用(ハイビジョン対応)の半導体製品」については、現在、サンプルは完成していないものの、量産に要する期間はCMOSイメージセンサーよりも短いことから、結果的にCMOSイメージセンサーと近い時期に成果が見えてくることになりそうだ。
(執筆:フィスコアナリスト 村瀬智一)
<ST>
テックポイント・インク<6697>の成長戦略は具体的に定まっており、前回レポートから大きな変化はないため、今後の同社の成長エンジンとなり得る戦略商品について概観しておきたい。筆頭格となるのが「CMOSイメージセンサー」である。こちらは、800万画素の4Kカメラ向け製品のサンプルが完成しており、随時出荷を開始することになる。2021年12月期第2四半期の見通し部分でも言及した通り、数量については限定的なものになる可能性があるとはいえ、性能評価の結果は非常に良好であり、2021年12月期第3四半期から第4四半期にかけて量産へ向かうと弊社では予想している。既存顧客に対して訴求できるほか、アナログカメラ、IPカメラ双方に活用できる製品であることから、CMOSイメージセンサーの業績寄与は中長期的に非常に大きなものになってくると期待できる。また、直近1~2年で高機能化需要が強まってきた「ドアフォン用(ハイビジョン対応)の半導体製品」については、現在、サンプルは完成していないものの、量産に要する期間はCMOSイメージセンサーよりも短いことから、結果的にCMOSイメージセンサーと近い時期に成果が見えてくることになりそうだ。
(執筆:フィスコアナリスト 村瀬智一)
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