サクサ、今期経常を2.3倍上方修正

　サクサホールディングス <6675> [東証Ｐ] が2月10日大引け後(15:30)に決算を発表。23年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常損益は9.1億円の黒字(前年同期は1.4億円の赤字)に浮上して着地した。
　併せて、通期の同利益を従来予想の8億円→18億円(前期は4.7億円)に2.3倍上方修正し、増益率が69.9％増→3.8倍に拡大する見通しとなった。ただ、通期の連結最終利益は従来予想の6億円→1億円(前期は12億円)に83.3％下方修正し、減益率が50.3％減→91.7％減に拡大する見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の7.8億円→17.8億円(前年同期は7.7億円)に2.3倍増額し、増益率が0.6％増→2.3倍に拡大する計算になる。

　直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結経常利益は前年同期比5.4倍の8.9億円に急拡大し、売上営業利益率は前年同期の1.6％→9.2％に急改善した。

株探ニュース