プラズマが上場来高値を更新、通期業績大幅上振れ観測が広がり買い気強まる

　アドテック　プラズマ　テクノロジー＜6668.T＞が大幅高、前日比２９１０円高の２万２７００円まで上げ幅を広げ上場来高値（１３年１２月に１００分割を実施）を更新した。
　前週末の取引終了後に発表した１４年８月期第３四半期累計（９～５月）の連結決算は、５０％の大幅増収で、営業利益３億９５００万円（前年同期７７００万円の赤字）と大幅黒字転換。営業利益は通期計画の３億７８００万円を既に上回っている。
　決算発表後はいったん利益確定売りに反落したが、通期業績の大幅上振れ観測が広がり買い気が強まった。さらに、１１日現在の信用買い残が前週末比２万６４００株減の６万３３００株と、株価上昇過程で逆に需給整理が進んだことも買い気を誘い、売り物が枯れた真空地帯を上昇するかたちになっている。

プラズマの株価は１３時５４分現在２万２５７０円（△２７８０円）


出所：株経通信（株式会社みんかぶ）