メディアリンクスが大幅続落、北米・豪州市場の苦戦で１８年３月期業績予想を下方修正

　メディアリンクス<6659.T>が大幅続落。２６日の取引終了後、１８年３月期の連結業績予想について、売上高を５５億円から４３億５０００万円（前期比２．９％減）へ、営業損益を５０００万円の黒字から３億５０００万円の赤字（前期４億９７００万円の赤字）へ、最終損益を１０００万円の黒字から４億２０００万円の赤字（同９億２４００万円の赤字）へ下方修正したことが嫌気されている。

　北米市場で、前年度に大規模案件が多かった反動で今年度の需要が弱含みで推移していることや、上期に想定していた大規模案件の実施が来期以降にずれ込むことが要因。また、オーストラリア市場で、顧客の投資計画および購買政策の変更により、今期に同社製品の浸透を図ることが難しいとみられることなどが要因としている。

　なお、同時に発表した第２四半期累計（４～９月）決算は、売上高１４億６８００万円（前年同期比２７．５％減）、営業損益５億９００万円の赤字（前年同期１億９０００万円の赤字）、最終損益５億６０００万円の赤字（同３億２０００万円の赤字）だった。

出所：株経ONLINE（株式会社みんかぶ）