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インスペックのニュース
以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家「有限亭玉介」氏(ブログ:儲かる株情報「猫旦那のお株は天井知らず」)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。
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※2022年1月10日10時に執筆
株&猫ブログ「儲かる株情報『猫旦那のお株は天井知らず』」を執筆しております、有限亭玉介と申します。
半導体市場は今年の下半期には落ち着くとの予想を出している著名投資家もいます。これは電子デバイスの在庫率指数が約3年サイクルで上昇と下落を繰り返す事から、ピークは今年の上旬までとの予測によるものです。確かに半導体の供給不足はいずれ解消されるでしょうし、設備投資の規模も徐々に落ち着いていくはずです。
ただ、新型コロナを機に世界中の働き方やシステムが大きく変化した事は事実です。あれ程のインパクトをもたらした半導体の好況を例年と同じサイクルで予測できるのか疑問は残ります。個別株の特性によって、バラツキが生まれる可能性も視野に入れる必要がありそうです。
データセンターやクリーンエネルギー、国防や宇宙開発に至るまで、新たなデバイスや最新EVが生まれる度に半導体の性能が注目され、その製品の質を担保するようになるかもしれません。その中でも車載用などのパワー半導体は日本で研究開発が進んでおり、ノウハウや強みが活かせる分野であると思われます。
2021年の半導体不足という報道で、実際のニーズより過剰な注文を受けた可能性があるファウンドリー各社は、2022年末まで大量の受注残を処理していく方針です。以上を踏まえると半導体関連とは言え、どの分野で扱われる製品なのか精査する必要があり、それによっては需給バランス等で2022年の明暗が分かれるかもしれません。
さて、まずは自動車部材関連からインスペック<6656>です。半導体パッケージ基板向け外観検査装置を手掛ける同社は、1月5日にロールtoロール型検査装置及び高性能フラットベッド型検査装置の大型受注を獲得したと発表すると動意しております。過去には車載フレキシブル基板向けも受注すると材料視されました。
再生アルミ地金で首位の大紀アルミニウム工業所<5702>は、車体軽量化関連の思惑があります。昨年のチャート(日足)は、長期で上昇基調を形成しました。22年3月期は5期連続での最高益更新する見通しで業績も好調です。
自動車向けセンサーを手掛けEV関連として注目されているSEMITEC<6626>は、年が明けて早速上場来高値を更新しております。海外の売上比率も高く、国内外問わず自動車関連のニュースが出た際には、同社の値動きも合わせてチェックしたいところです。
PERが割安水準である半導体商社トーメンデバイス<2737>は、75日線を下値サポートに今年はどこまで切り上げるのか監視を強めております。業績も好調であり、直近の決算も注目です。同じく低PERで業績好調のTOWA<6315>も、半導体製造関連装置大手として2022年がどうなるか楽しみですな。
半導体装置向けエッチング装置向け真空チャンバーや静電チャック用部品などを手掛けるマルマエ<6264>は、昨年12月28日の決算発表が好業績で着地すると、年を跨いで昨年来高値を更新しました。
最後は半導体製造装置関連よりワイエイシイHD<6298>です。子会社が手掛ける次世代パワー半導体素子用レーザーアニーラやSiC(シリコンカーバイド)裏面電極オーミック化専用装置が材料視されております。パワー半導体関連は注視したいですな。
さて、ちょっとお話が長くなりましたが、あたくしのブログではそんな「今強含んでいる個別株・テーマ株」を紹介しています。お暇があれば覗いてみてやってください。愛猫「なつ」と共にお待ち申し上げております。
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執筆者名:有限亭玉介
ブログ名:猫旦那のお株は天井知らず
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※2022年1月10日10時に執筆
株&猫ブログ「儲かる株情報『猫旦那のお株は天井知らず』」を執筆しております、有限亭玉介と申します。
半導体市場は今年の下半期には落ち着くとの予想を出している著名投資家もいます。これは電子デバイスの在庫率指数が約3年サイクルで上昇と下落を繰り返す事から、ピークは今年の上旬までとの予測によるものです。確かに半導体の供給不足はいずれ解消されるでしょうし、設備投資の規模も徐々に落ち着いていくはずです。
ただ、新型コロナを機に世界中の働き方やシステムが大きく変化した事は事実です。あれ程のインパクトをもたらした半導体の好況を例年と同じサイクルで予測できるのか疑問は残ります。個別株の特性によって、バラツキが生まれる可能性も視野に入れる必要がありそうです。
データセンターやクリーンエネルギー、国防や宇宙開発に至るまで、新たなデバイスや最新EVが生まれる度に半導体の性能が注目され、その製品の質を担保するようになるかもしれません。その中でも車載用などのパワー半導体は日本で研究開発が進んでおり、ノウハウや強みが活かせる分野であると思われます。
2021年の半導体不足という報道で、実際のニーズより過剰な注文を受けた可能性があるファウンドリー各社は、2022年末まで大量の受注残を処理していく方針です。以上を踏まえると半導体関連とは言え、どの分野で扱われる製品なのか精査する必要があり、それによっては需給バランス等で2022年の明暗が分かれるかもしれません。
さて、まずは自動車部材関連からインスペック<6656>です。半導体パッケージ基板向け外観検査装置を手掛ける同社は、1月5日にロールtoロール型検査装置及び高性能フラットベッド型検査装置の大型受注を獲得したと発表すると動意しております。過去には車載フレキシブル基板向けも受注すると材料視されました。
再生アルミ地金で首位の大紀アルミニウム工業所<5702>は、車体軽量化関連の思惑があります。昨年のチャート(日足)は、長期で上昇基調を形成しました。22年3月期は5期連続での最高益更新する見通しで業績も好調です。
自動車向けセンサーを手掛けEV関連として注目されているSEMITEC<6626>は、年が明けて早速上場来高値を更新しております。海外の売上比率も高く、国内外問わず自動車関連のニュースが出た際には、同社の値動きも合わせてチェックしたいところです。
PERが割安水準である半導体商社トーメンデバイス<2737>は、75日線を下値サポートに今年はどこまで切り上げるのか監視を強めております。業績も好調であり、直近の決算も注目です。同じく低PERで業績好調のTOWA<6315>も、半導体製造関連装置大手として2022年がどうなるか楽しみですな。
半導体装置向けエッチング装置向け真空チャンバーや静電チャック用部品などを手掛けるマルマエ<6264>は、昨年12月28日の決算発表が好業績で着地すると、年を跨いで昨年来高値を更新しました。
最後は半導体製造装置関連よりワイエイシイHD<6298>です。子会社が手掛ける次世代パワー半導体素子用レーザーアニーラやSiC(シリコンカーバイド)裏面電極オーミック化専用装置が材料視されております。パワー半導体関連は注視したいですな。
さて、ちょっとお話が長くなりましたが、あたくしのブログではそんな「今強含んでいる個別株・テーマ株」を紹介しています。お暇があれば覗いてみてやってください。愛猫「なつ」と共にお待ち申し上げております。
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執筆者名:有限亭玉介
ブログ名:猫旦那のお株は天井知らず
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