コンテック、今期経常を一転1％増益に上方修正

　コンテック <6639> [東証２] が2月4日大引け後(15:00)に決算を発表。21年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比1.7％減の11.5億円となった。
　しかしながら、併せて通期の同利益を従来予想の13.9億円→15.9億円(前期は15.6億円)に14.4％上方修正し、一転して1.5％増益見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の5.5億円→7.5億円(前年同期は10.7億円)に35.8％増額し、減益率が48.1％減→29.6％減に縮小する計算になる。

　直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結経常利益は前年同期比52.9％減の3.2億円に大きく落ち込み、売上営業利益率は前年同期の9.6％→4.7％に大幅悪化した。

株探ニュース