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JVCケンウッドのニュース
IP無線機・サービスを共同開発、国内市場への販売を拡大し、グローバル市場への展開を目指す
株式会社JVCケンウッド
株式会社サイエンスアーツ
株式会社JVCケンウッド(所在地:神奈川県横浜市神奈川区、代表取締役 社長執行役員 CEO:江口 祥一郎、以下「JVCケンウッド」)と株式会社サイエンスアーツ(所在地:東京都渋谷区、代表取締役社長:平岡 秀一、以下「サイエンスアーツ」)は、本日10月15日に資本業務提携契約(以下、「本契約」)を締結しました。
本契約により、成長が見込まれるIP無線市場において、IP無線機・サービスを共同開発するほか、両社の販売ネットワークを生かして国内市場への販売を拡大していくとともに、北米をはじめとするグローバル市場への販売展開に向けて協業していきます。
※1:IP=Internet Protocolの略。スマートフォンなどのようにインターネット通信を使用し、無線機と同様に1対複数の通話などが可能。
左:JVCケンウッド 代表取締役 社長執行役員 CEO 江口 祥一郎 右:サイエンスアーツ 代表取締役社長 平岡 秀一
【資本業務提携の背景および目的】
業務用無線は、グローバルでの危機管理対応やBCP(事業継続計画)への対応、業務効率化のための通信手段として需要が拡大しており、中でも、通信範囲が広いインターネット通信網(4G、5G、Wi-Fi)を使用し、さまざまなアプリケーションによりユーザー利便性を高められるIP無線の市場が拡大しています。IP無線のグローバル市場は2023年時点でUS$817million(約1,200億円)※2であり、今後も大きく成長が見込まれています。
JVCケンウッドは、約80年にわたり培ってきた無線技術を生かして信頼性の高いデジタル無線システムを北米の警察・消防などの公共安全市場および民間市場に展開しており、業務用無線市場においてグローバルシェアNo.3※3を誇ります。また、サイエンスアーツは、IP無線アプリで国内シェアNo.1※4のクラウドサービス「Buddycom(バディコム)」を開発、販売しており、エンタープライズ(大規模法人)市場を中心に、小売業や運送業をはじめとした幅広い業種で1,000社以上に導入実績があり、現場で働くフロントラインワーカーのDXの一助として活用されています。
両社は、IP無線領域における強固なパートナーシップを構築し、それぞれの得意分野や販売ネットワークなどの経営資源を活用することが、相互の持続的成長と企業価値向上に資すると判断し、本契約の締結に至りました。
※2:OMDIAレポート「Critical Communications Broadband Report - 2023 Data」を基にJVCケンウッド推計。発表日時点の為替レートで概算。
※3:OMDIAレポート「Licensed Mobile Radio Report 2023」「LMR Infrastructure and Systems Integration Report 2023」を基にJVCケンウッド推計。
※4:デロイト トーマツ ミック経済研究所 「デスクレス SaaS 市場の実態と展望 2024 年度版」 音声(映像)コミュニケーションツール出荷金額・社数(ノンデスクワーカー向け)。
【業務提携について】
(1)IP無線機・サービスの共同開発
今回の業務提携により、無線端末などのハードウェア技術を持つJVCケンウッドはIP無線機について、IP無線アプリなどソフトウェア技術を持つサイエンスアーツは無線サービスについて、相互の得意分野を生かし、共同開発を行います。具体的には、サイエンスアーツが開発・運用しているIP 無線サーバーおよび「Buddycom」のプラットフォームをベースとして、JVCケンウッドが開発するIP無線機が機能するために必要なサーバーおよびゲートウェイを開発していきます。また、IP無線機と「Buddycom」アプリが入ったスマートフォンなどとの相互通話をはじめとして、将来的には業務用無線とIP無線機の相互通話など、両社の事業シナジーを発揮できる共同開発についても検討していきます。
(2)国内市場および北米をはじめとするグローバル市場へのIP無線機・サービスの販売展開
両社の販売代理店・パートナーなどの販売ネットワークを生かし、サイエンスアーツが強みを持つ国内市場へのIP無線機・サービスの販売を拡大していきます。さらに、JVCケンウッドが強みを持つ北米をはじめとするグローバル市場向けにIP無線機・サービスの販売展開を目指します。
【資本提携について】
JVCケンウッドによるサイエンスアーツへの出資を以下の通り予定しています。
・出資方法:第三者割当増資による募集株式の引き受け
・引受株式数:655,000株
・出資金の額:347百万円
・出資比率(議決権ベース):8.13%
・出資金の払込期日:2024年10月31日(予定)
【株式会社JVCケンウッド セーフティ&セキュリティ分野責任者 鈴木昭のコメント】
当社は、このたびの契約締結により、国内IP無線市場で高い評価を得ているサイエンスアーツと提携することで、IP無線市場への展開を推進し、信頼性が高いIP無線機・サービスを提供していきます。今後は両社で、お互いを補完し合う強みを生かして、よりお客さまのニーズに応える製品・サービスを市場導入していくとともに、国内、そしてグローバル市場へ販売展開し、さまざまな環境でユーザーの利便性が高い通信手段を提供していきます。
【株式会社サイエンスアーツ 代表取締役社長 平岡秀一のコメント】
このたび、JVCケンウッドとの提携を通じて、IP無線機の共同開発とグローバル展開という2つの大きなチャレンジを共にできることを嬉しく思います。両社の得意分野や販売ネットワークなどの経営資源を生かすことで、現場で働くフロントラインワーカーの皆さまが、明るく笑顔で働ける社会の力となることを目指してまいります。
■「Buddycom」とは (https://www.buddycom.net/ja/index.html)
フロントラインワーカーをつなげるライブコミュニケーションプラットフォーム「Buddycom」は、インターネット通信網(4G、5G、Wi-Fi)を利用して、スマートフォンやタブレットにアプリをインストールすることで、トランシーバーや無線機のように複数人と同時コミュニケーションを可能にするサービスです。音声、テキストチャット、動画、位置情報(IoT)に加え、AIを利用したデジタルアシスタントでのコミュニケーションが可能です。
航空、鉄道、建設、福祉施設、流通などの企業に導入実績があり、さまざまな業種でのコミュニケーション手段として利用されています。
■株式会社JVCケンウッドについて
JVCケンウッドは、「感動と安心を世界の人々へ」提供するという企業理念のもと、主に無線機器、車載機器、音響・映像機器などの製造と販売を行い、「KENWOOD」、「JVC」、「Victor」の3つのブランドを展開しています。中期経営計画「VISION2025」において、無線システム事業を成長牽引事業と位置付けており、北米の公共安全市場を中心に業務用無線システムの売り上げを伸ばしています。民間市場も含めた業務用無線システムのニーズに応える製品・サービスをお客さまに提供し続けることにより、人命や人々の暮らしを確保する「安心・安全なまちづくり」に貢献していきます。
■株式会社サイエンスアーツについて
サイエンスアーツは、「フロントラインワーカーに未来のDXを提供し、明るく笑顔で働ける社会の力となる」をミッションとして掲げ、フロントラインワーカーをつなげるライブコミュニケーションプラットフォーム「Buddycom」を提供しています。「Buddycom」は既に 1,000 社を超えるお客さまの現場で活用されており、音声のみならず、テキスト、画像、動画、位置情報、AI などを活用することにより、あらゆる業種・業界のミッションクリティカルな現場において、新たなチームコミュニケーションを可能にするホリゾンタル×SaaSアプリケーションです。
■お問い合わせ先
【社名】 株式会社JVCケンウッド
【所在地】 神奈川県横浜市神奈川区守屋町三丁目12番地
【代表取締役 社長執行役員 CEO】 江口 祥一郎
【資本金】 136.5億円
【設立】 2008年10月
【Tel】 045-444-5232
【お問い合わせ】お問い合わせフォームはこちら https://www.jvckenwood.com/jp/inquiry.html
【Webサイト】 https://www.jvckenwood.com/jp.html
【社名】 株式会社サイエンスアーツ
【所在地】 東京都渋谷区渋谷1丁目2−5 MFPR渋谷ビル5F
【代表取締役社長】 平岡 秀一
【資本金】 5千万円
【設立】 2003年9月
【E-mail】 pr@science-arts.com
【Webサイト】 https://www.buddycom.net/
当社プレスリリースURL:https://www.jvckenwood.com/jp/press/2024/1015-01.html
株式会社JVCケンウッド
株式会社サイエンスアーツ
株式会社JVCケンウッド(所在地:神奈川県横浜市神奈川区、代表取締役 社長執行役員 CEO:江口 祥一郎、以下「JVCケンウッド」)と株式会社サイエンスアーツ(所在地:東京都渋谷区、代表取締役社長:平岡 秀一、以下「サイエンスアーツ」)は、本日10月15日に資本業務提携契約(以下、「本契約」)を締結しました。
本契約により、成長が見込まれるIP無線市場において、IP無線機・サービスを共同開発するほか、両社の販売ネットワークを生かして国内市場への販売を拡大していくとともに、北米をはじめとするグローバル市場への販売展開に向けて協業していきます。
※1:IP=Internet Protocolの略。スマートフォンなどのようにインターネット通信を使用し、無線機と同様に1対複数の通話などが可能。
左:JVCケンウッド 代表取締役 社長執行役員 CEO 江口 祥一郎 右:サイエンスアーツ 代表取締役社長 平岡 秀一
【資本業務提携の背景および目的】
業務用無線は、グローバルでの危機管理対応やBCP(事業継続計画)への対応、業務効率化のための通信手段として需要が拡大しており、中でも、通信範囲が広いインターネット通信網(4G、5G、Wi-Fi)を使用し、さまざまなアプリケーションによりユーザー利便性を高められるIP無線の市場が拡大しています。IP無線のグローバル市場は2023年時点でUS$817million(約1,200億円)※2であり、今後も大きく成長が見込まれています。
JVCケンウッドは、約80年にわたり培ってきた無線技術を生かして信頼性の高いデジタル無線システムを北米の警察・消防などの公共安全市場および民間市場に展開しており、業務用無線市場においてグローバルシェアNo.3※3を誇ります。また、サイエンスアーツは、IP無線アプリで国内シェアNo.1※4のクラウドサービス「Buddycom(バディコム)」を開発、販売しており、エンタープライズ(大規模法人)市場を中心に、小売業や運送業をはじめとした幅広い業種で1,000社以上に導入実績があり、現場で働くフロントラインワーカーのDXの一助として活用されています。
両社は、IP無線領域における強固なパートナーシップを構築し、それぞれの得意分野や販売ネットワークなどの経営資源を活用することが、相互の持続的成長と企業価値向上に資すると判断し、本契約の締結に至りました。
※2:OMDIAレポート「Critical Communications Broadband Report - 2023 Data」を基にJVCケンウッド推計。発表日時点の為替レートで概算。
※3:OMDIAレポート「Licensed Mobile Radio Report 2023」「LMR Infrastructure and Systems Integration Report 2023」を基にJVCケンウッド推計。
※4:デロイト トーマツ ミック経済研究所 「デスクレス SaaS 市場の実態と展望 2024 年度版」 音声(映像)コミュニケーションツール出荷金額・社数(ノンデスクワーカー向け)。
【業務提携について】
(1)IP無線機・サービスの共同開発
今回の業務提携により、無線端末などのハードウェア技術を持つJVCケンウッドはIP無線機について、IP無線アプリなどソフトウェア技術を持つサイエンスアーツは無線サービスについて、相互の得意分野を生かし、共同開発を行います。具体的には、サイエンスアーツが開発・運用しているIP 無線サーバーおよび「Buddycom」のプラットフォームをベースとして、JVCケンウッドが開発するIP無線機が機能するために必要なサーバーおよびゲートウェイを開発していきます。また、IP無線機と「Buddycom」アプリが入ったスマートフォンなどとの相互通話をはじめとして、将来的には業務用無線とIP無線機の相互通話など、両社の事業シナジーを発揮できる共同開発についても検討していきます。
(2)国内市場および北米をはじめとするグローバル市場へのIP無線機・サービスの販売展開
両社の販売代理店・パートナーなどの販売ネットワークを生かし、サイエンスアーツが強みを持つ国内市場へのIP無線機・サービスの販売を拡大していきます。さらに、JVCケンウッドが強みを持つ北米をはじめとするグローバル市場向けにIP無線機・サービスの販売展開を目指します。
【資本提携について】
JVCケンウッドによるサイエンスアーツへの出資を以下の通り予定しています。
・出資方法:第三者割当増資による募集株式の引き受け
・引受株式数:655,000株
・出資金の額:347百万円
・出資比率(議決権ベース):8.13%
・出資金の払込期日:2024年10月31日(予定)
【株式会社JVCケンウッド セーフティ&セキュリティ分野責任者 鈴木昭のコメント】
当社は、このたびの契約締結により、国内IP無線市場で高い評価を得ているサイエンスアーツと提携することで、IP無線市場への展開を推進し、信頼性が高いIP無線機・サービスを提供していきます。今後は両社で、お互いを補完し合う強みを生かして、よりお客さまのニーズに応える製品・サービスを市場導入していくとともに、国内、そしてグローバル市場へ販売展開し、さまざまな環境でユーザーの利便性が高い通信手段を提供していきます。
【株式会社サイエンスアーツ 代表取締役社長 平岡秀一のコメント】
このたび、JVCケンウッドとの提携を通じて、IP無線機の共同開発とグローバル展開という2つの大きなチャレンジを共にできることを嬉しく思います。両社の得意分野や販売ネットワークなどの経営資源を生かすことで、現場で働くフロントラインワーカーの皆さまが、明るく笑顔で働ける社会の力となることを目指してまいります。
■「Buddycom」とは (https://www.buddycom.net/ja/index.html)
フロントラインワーカーをつなげるライブコミュニケーションプラットフォーム「Buddycom」は、インターネット通信網(4G、5G、Wi-Fi)を利用して、スマートフォンやタブレットにアプリをインストールすることで、トランシーバーや無線機のように複数人と同時コミュニケーションを可能にするサービスです。音声、テキストチャット、動画、位置情報(IoT)に加え、AIを利用したデジタルアシスタントでのコミュニケーションが可能です。
航空、鉄道、建設、福祉施設、流通などの企業に導入実績があり、さまざまな業種でのコミュニケーション手段として利用されています。
■株式会社JVCケンウッドについて
JVCケンウッドは、「感動と安心を世界の人々へ」提供するという企業理念のもと、主に無線機器、車載機器、音響・映像機器などの製造と販売を行い、「KENWOOD」、「JVC」、「Victor」の3つのブランドを展開しています。中期経営計画「VISION2025」において、無線システム事業を成長牽引事業と位置付けており、北米の公共安全市場を中心に業務用無線システムの売り上げを伸ばしています。民間市場も含めた業務用無線システムのニーズに応える製品・サービスをお客さまに提供し続けることにより、人命や人々の暮らしを確保する「安心・安全なまちづくり」に貢献していきます。
■株式会社サイエンスアーツについて
サイエンスアーツは、「フロントラインワーカーに未来のDXを提供し、明るく笑顔で働ける社会の力となる」をミッションとして掲げ、フロントラインワーカーをつなげるライブコミュニケーションプラットフォーム「Buddycom」を提供しています。「Buddycom」は既に 1,000 社を超えるお客さまの現場で活用されており、音声のみならず、テキスト、画像、動画、位置情報、AI などを活用することにより、あらゆる業種・業界のミッションクリティカルな現場において、新たなチームコミュニケーションを可能にするホリゾンタル×SaaSアプリケーションです。
■お問い合わせ先
【社名】 株式会社JVCケンウッド
【所在地】 神奈川県横浜市神奈川区守屋町三丁目12番地
【代表取締役 社長執行役員 CEO】 江口 祥一郎
【資本金】 136.5億円
【設立】 2008年10月
【Tel】 045-444-5232
【お問い合わせ】お問い合わせフォームはこちら https://www.jvckenwood.com/jp/inquiry.html
【Webサイト】 https://www.jvckenwood.com/jp.html
【社名】 株式会社サイエンスアーツ
【所在地】 東京都渋谷区渋谷1丁目2−5 MFPR渋谷ビル5F
【代表取締役社長】 平岡 秀一
【資本金】 5千万円
【設立】 2003年9月
【E-mail】 pr@science-arts.com
【Webサイト】 https://www.buddycom.net/
当社プレスリリースURL:https://www.jvckenwood.com/jp/press/2024/1015-01.html
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