ＱＤレーザ、今期経常を赤字拡大に下方修正

　ＱＤレーザ <6613> [東証Ｍ] が2月10日大引け後(16:30)に決算を発表。22年3月期第3四半期累計(4-12月)の経常損益(非連結)は3.7億円の赤字(前年同期は5.3億円の赤字)に赤字幅が縮小した。
　しかしながら、併せて通期の同損益を従来予想の5億円の赤字→5.1億円の赤字(前期は7億円の赤字)に下方修正し、赤字幅が拡大する見通しとなった。ただ、通期の最終損益は従来予想の5億円の赤字→5億円の赤字(前期は8.7億円の赤字)に上方修正し、赤字幅が縮小する見通しとなった。

　会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の経常損益も従来予想の2.2億円の赤字→2.4億円の赤字(前年同期は2.8億円の赤字)に下方修正し、赤字幅が拡大する計算になる。

　直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の経常損益は1億円の赤字(前年同期は1.1億円の赤字)に赤字幅が縮小したが、売上営業損益率は前年同期の-38.0％→-38.8％に悪化した。

株探ニュース