＜みんかぶ・個人投資家の予想から＞＝「買い予想数上昇」４位にバルミューダ

　「みんかぶ」が集計する「個人投資家の予想（最新４８時間）」の１４日午後２時現在で、バルミューダ<6612.T>が「買い予想数上昇」で４位となっている。

　１３日の取引終了後、２１年１２月期の連結業績予想について、売上高を１４８億５７００万円から１８１億円（前期比４３．８％増）へ、営業利益を１３億５０００万円から１４億５０００万円（同１０．１％増）へ、純利益を８億７８００万円から９億３１００万円（同１１．６％増）へ上方修正した。

　前年に続く巣ごもり需要の影響などから、スチームトースターやオーブンレンジ、空気清浄機などの出荷が堅調に推移しているほか、復調傾向にある韓国への輸出環境の更なる改善などで海外向け出荷も増加が見込まれるという。なお、第１四半期（１～３月）決算は、前年同期に四半期決算を開示していないため比較はないが、売上高３７億２００万円、営業利益４億５４００万円、純利益３億１００万円だった。

　同時に、５Ｇスマートフォンの開発及び販売を行う携帯端末事業に参入すると発表した。製造は京セラ<6971.T>に委託する方針で、２１年１１月以降に販売を開始する予定。２１年１２月期業績予想には売上高２７億円を織り込んでいるとしている。

　これらの発表を受けて、同社株には朝方から買いが殺到し、カイ気配で始まった後は気配値を切り上げる展開で、午前中からストップ高の６７９０円水準でのカイ気配に張り付いている。午後２時３０分時点ではなおも買いが入っており、これが買い予想数の上昇につながっているようだ。

出所：MINKABU PRESS