コンヴァノ、前期最終を17％下方修正

　コンヴァノ <6574> [東証Ｇ] が5月9日大引け後(15:00)に業績修正(国際会計基準=IFRS)を発表。22年3月期の連結最終損益を従来予想の6000万円の黒字→5000万円の黒字(前の期は2億1700万円の赤字)に16.7％下方修正した。

　会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結最終損益も従来予想の1400万円の赤字→2400万円の赤字(前年同期は8600万円の黒字)に下方修正し、赤字幅が拡大する計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　売上収益は、新型コロナウイルス感染症の影響について2022年３年末までに概ね改善すると見込んでおりましたが、オミクロン株の感染再拡大に伴い全国各地で実施されたまん延防止等重点措置等により、一部店舗で臨時休業や時短営業を余儀なくされたことが来店客数に影響し、前回発表予想を下回る見通しとなりました。　営業利益～親会社の所有者に帰属する当期利益は、売上収益の減少を補うため固定費の削減に取り組み、雇用調整助成金等を活用しましたが、本日付で開示した「助成金の自主返還およびその他の費用の計上に関するお知らせ」に記載のとおり、これまでに受給した雇用調整助成金の自主返還見積額8,050万円を「その他の費用」に計上することとなり、前回発表予想を下回る見通しとなりました。（注）上記の業績予想につきましては、当社が現時点で入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は今後の様々な要因によって予想数値と異なる可能性があります。