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人材採用の新たな波、「リファラル採用/アルムナイ採用関連」に脚光 <株探トップ特集>

配信元:株探
投稿:2026/02/10 19:30

―採用コスト削減や潜在市場へのアプローチにも効果、つながり重視で人手不足解消へ―

 2月8日に投開票が行われた衆議院選挙は、自由民主党の圧勝に終わった。争点に乏しいといわれた今回の選挙戦では、経済政策ではほぼ全ての政党が消費税減税を公約に掲げたものの、特に中小・小規模事業者で深刻化する人手不足への対策を訴える政党は少なかったように思える。

 日本は常態化した人手不足を女性や高齢者の労働参加を拡大させることでしのぎ、それでも足りない分を外国人労働力で補ってきた。ただ、女性や高齢者の労働参加は限界に近づいてきており、人手不足は今後更に深刻化するとみられている。

 こうしたなか、企業の人材採用の現場では従来の新卒・中途採用とは異なる採用手法が注目を集めている。「リファラル採用」や「アルムナイ採用」といった採用手法で、今後注目度が高まりそうだ。

●「人手不足」は経営に影響を及ぼす重大課題

 帝国データバンク(東京都港区)が昨年11月に発表した「人手不足に対する企業の動向調査(2025年10月)」によると、25年10月時点で正社員の人手不足を感じている企業の割合は51.6%に及び、10月としては4年連続で半数を超える結果となった。また、昨年12月に発表した「2026年の景気見通しに対する企業の意識調査」では、26年の懸念材料として「人手不足」を挙げた企業が44.5%、今後の景気回復に必要な政策として「人手不足の解消」を挙げた企業が37.0%(それぞれ複数回答)と高く、多くの企業が人手不足を経営に影響を及ぼす重要課題として、認識していることが見て取れる。

 人手不足解消を図るため、企業はさまざまな手段を用いて人材を募集しているが、従来の採用手法だけでは立ち行かなくなりつつある企業のなかで、新たな採用のあり方を模索する動きが出てきている。そうした企業の間で増えているのが、「リファラル採用」や「アルムナイ採用」といった、社員とのつながりを活用する採用手法だ。

●「リファラル採用」「アルムナイ採用」とは

 リファラル採用とは、従業員が友人や知人を紹介・推薦し、選考を通じて採用する手法のことで、英語で「紹介」や「推薦」を表す「Referral(リファラル)」が語源。紹介する従業員が自社をよく理解しているため、ミスマッチが起きにくく、また辞退されるリスクが低いなどのメリットがあるとされる。

 似たような採用手法に「縁故採用」があるが、縁故採用がコネクション重視のイメージがあるのに対し、リファラル採用には従業員が候補者を企業に紹介するものの、企業側が候補者の資質を重視して採用を決定することが大きく異なるといわれている。そのため紹介されたものの採用されないといったケースもあり、人間関係の悪化が懸念されるというデメリットもあるとされる。

 一方、アルムナイ採用は、一度退職した社員を再び雇用する手法のことで、英語で「卒業生」を意味する「Alumni(アルムナイ)」が語源。自社の文化や業務を理解しているため、即戦力として期待できるうえ、教育コストを抑えられる、更に外部で得た経験やノウハウを社内に還元できるといったメリットがあるとされる。

 これまでにも「カムバック採用」という手法があったが、カムバック採用には結婚や出産、育児、介護といったライフイベントによる理由で退職した人が再雇用されるといったイメージが残る。それに対しアルムナイ採用は転職や起業など自発的な理由で退職した元社員も対象となるのが特徴だ。

●支援サービスの市場規模は年58%成長との予測も

 これらの新しい採用手法は、前述のメリットのほか、人材紹介会社や求人サイトに頼らないため、企業にとって採用コストの削減につながるほか、潜在的な転職希望者へのアプローチも可能となるといったメリットもあり、導入する企業が増えている。それに伴い、これらを支援するサービスの市場規模も拡大している。

 矢野経済研究所(東京都中野区)が昨年1月に発表した「リファラル採用・アルムナイ採用支援サービス市場に関する調査を実施(2025年)」によると、23年度のリファラル採用・アルムナイ採用支援サービスの市場規模(事業者売上高ベース)は前年度比62.2%増の30億円、24年度には同69.0%増の50億7000万円の見込み。更に、28年度までの年平均成長率(CAGR)は58.5%で推移し、28年度のリファラル採用・アルムナイ採用支援サービス市場規模は300億円に達すると予測している。

 市場の急拡大に伴い、関連企業のビジネスチャンスはこれまで以上に拡大が期待できる。中小型株ゆえに出遅れている銘柄もあるが、人材関連は折に触れ注目される分野でもあり、今のうちから注目が必要だろう。

●リファラル採用/アルムナイ採用の関連銘柄

 TalentX <330A> [東証G]は、15年に日本初のリファラル採用プラットフォーム「MyRefer」をリリースした関連銘柄の代表格。リファラル採用の制度設計から採用成果の創出までをクラウドサービスとコンサルティングで支援しており、「MyRefer」導入企業はトヨタ自動車 <7203> [東証P]や富士通 <6702> [東証P]など日本を代表する企業をはじめ1000社以上に及ぶ。また、アルムナイ採用支援や採用ブランディングにも領域を広げており、企業の「採用DX」をトータルで支援。ストック型収益の積み上がりによる高い成長性が期待されている。

 ウィルグループ <6089> [東証P]は、グループ会社のウィルオブ・パートナーがリファラル採用を活性化するクラウドサービス「Refcome」「Refcome Teams」を開発・運営。また、リファラル採用を戦略的な採用チャネルとして確立させるための専門コンサルティングやリファラル特化型RPO(採用代行サービス)などを提供し850社以上の採用を支援した実績を持つ。ウィルGが2月9日に発表した26年3月期第3四半期累計連結決算で営業利益は28億5200万円(前年同期比59.2%増)と大幅増益で着地。中期経営計画では国内ワーキング事業の再成長に取り組んでいる。

 ビジョナル <4194> [東証P]は、ハイクラス人材に特化したスカウト型の転職プラットフォーム「BizReach(ビズリーチ)」が有名だが、採用管理クラウドサービス「HRMOS(ハーモス)」シリーズの「HRMOS タレントマネジメント」や「HRMOS 採用」などを活用し企業のリファラル採用を支援している。昨年12月11日に発表した26年7月期第1四半期連結決算で営業利益は70億6900万円(前年同期比29.6%増)と好調な滑り出しを見せたことから、高成長への期待も高い。

 ツナググループ・ホールディングス <6551> [東証S]は、採用コンサルティングやRPO、更にデータベースを基軸としたソリューションを提供しており、昨年7月にはアルバイト・パート特化型のアルムナイタレントプールシステム「アルムニア」をリリース。一度自社で働いたことのあるアルバイト・パート人材をデータベース化し、再マッチングを支援している。2月9日に発表した26年9月期第1四半期連結決算で営業利益は2億3000万円(前年同期比27.8%増)と第1四半期として過去最高を更新しており、前年の進捗を上回るペースで推移している。

 このほか、グループ会社がLINEを利用したリファラル採用システムツール「リファ楽」を運営するパーソルホールディングス <2181> [東証P]や、rakumo <4060> [東証G]と提携しアルムナイをはじめとする多様な人材の採用や管理・コミュニティー作りなどを支援する人材管理・採用支援ソリューション「aloop」を提供するパソナグループ <2168> [東証P]にも注目。グループ会社のHRビジョンが運営する「日本の人事部」でリファラル採用やアルムナイ採用の最新情報を提供するクイック <4318> [東証P]なども関連銘柄といえよう。

株探ニュース
配信元: 株探

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