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*15:08JST IIF Research Memo(8):長短の手元流動性に問題はなく、財務の健全性は高い
■インターネットインフィニティー<6545>の業績動向
2. 財務状況と経営指標
2024年3月期末の総資産は前期末比567百万円増の3,751百万円となった。このうち流動資産は同554百万円増の2,603百万円となった。これは主に、現金及び預金が456百万円、売掛金が86百万円、それぞれ増加したことによる。固定資産は、無形固定資産が90百万円増加した一方で、有形固定資産が37百万円、投資その他の資産が41百万円減少したことなどにより、同12百万円増の1,148百万円となった。負債合計は、同466百万円増の2,363百万円となった。このうち流動負債は、短期借入金が250百万円、未払金が172百万円、預り金が101百万円、それぞれ増加したことなどにより、同624百万円増の2,081百万円となった。固定負債は、長期借入金が139百万円減少したことなどにより、同157百万円減の282百万円となった。純資産は、親会社株主に帰属する四半期純利益の計上等により利益剰余金が130百万円増加した一方で、自己株式が32百万円増加したことなどにより、同100百万円増の1,388百万円となった。これらの結果、自己資本比率は同3.5ポイント低下の37.0%、流動比率は同15.5ポイント低下の125.1%、固定比率は同5.5ポイント低下の82.7%となった。自己資本比率、流動比率ともに低下しているものの、依然として問題のない水準で、財務の健全性は高いと弊社では見ている。
2024年3月期の営業活動によるキャッシュ・フローは379百万円の収入となった。これは主に税金等調整前当期純利益243百万円、減価償却費123百万円による資金の増加が、法人税等の支払額136百万円による資金の減少を上回ったことによる。投資活動によるキャッシュ・フローは15百万円の収入となった。これは主に、差入保証金の回収による収入86百万円、事業譲渡による収入55百万円による資金の増加が、有形固定資産の取得による支出56百万円、差入保証金の差入による支出40百万円による資金の減少を上回ったことによる。財務活動によるキャッシュ・フローは、短期借入金の純増減額250百万円による資金の増加が、長期借入金の返済による支出132百万円、自己株式の取得による支出46百万円による資金の減少を上回った。これらの結果、現金及び現金同等物は前期末比456百万円増加し、期末残高は1,563百万円となった。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 清水陽一郎)
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2. 財務状況と経営指標
2024年3月期末の総資産は前期末比567百万円増の3,751百万円となった。このうち流動資産は同554百万円増の2,603百万円となった。これは主に、現金及び預金が456百万円、売掛金が86百万円、それぞれ増加したことによる。固定資産は、無形固定資産が90百万円増加した一方で、有形固定資産が37百万円、投資その他の資産が41百万円減少したことなどにより、同12百万円増の1,148百万円となった。負債合計は、同466百万円増の2,363百万円となった。このうち流動負債は、短期借入金が250百万円、未払金が172百万円、預り金が101百万円、それぞれ増加したことなどにより、同624百万円増の2,081百万円となった。固定負債は、長期借入金が139百万円減少したことなどにより、同157百万円減の282百万円となった。純資産は、親会社株主に帰属する四半期純利益の計上等により利益剰余金が130百万円増加した一方で、自己株式が32百万円増加したことなどにより、同100百万円増の1,388百万円となった。これらの結果、自己資本比率は同3.5ポイント低下の37.0%、流動比率は同15.5ポイント低下の125.1%、固定比率は同5.5ポイント低下の82.7%となった。自己資本比率、流動比率ともに低下しているものの、依然として問題のない水準で、財務の健全性は高いと弊社では見ている。
2024年3月期の営業活動によるキャッシュ・フローは379百万円の収入となった。これは主に税金等調整前当期純利益243百万円、減価償却費123百万円による資金の増加が、法人税等の支払額136百万円による資金の減少を上回ったことによる。投資活動によるキャッシュ・フローは15百万円の収入となった。これは主に、差入保証金の回収による収入86百万円、事業譲渡による収入55百万円による資金の増加が、有形固定資産の取得による支出56百万円、差入保証金の差入による支出40百万円による資金の減少を上回ったことによる。財務活動によるキャッシュ・フローは、短期借入金の純増減額250百万円による資金の増加が、長期借入金の返済による支出132百万円、自己株式の取得による支出46百万円による資金の減少を上回った。これらの結果、現金及び現金同等物は前期末比456百万円増加し、期末残高は1,563百万円となった。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 清水陽一郎)
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