湖北工業が４日続伸、主力２事業回復局面入りで２４年１２月期業績予想を上方修正

　湖北工業<6524.T>が４日続伸している。８日の取引終了後、２４年１２月期の連結業績予想について、売上高を１４５億３６００万円から１６３億７６００万円（前期比２１．６％増）へ、営業利益を３２億４３００万円から４０億９８００万円（同４５．７％増）へ、純利益を２１億３６００万円から３０億４５００万円（同６０．０％増）へ上方修正したことが好感されている。

　リード端子事業でハイブリッドコンデンサ向けなどに高機能リード端子の売り上げ増が期待できるほか、光部品・デバイス事業で在庫調整の一巡と海底ケーブル市場における投資再開を背景に一部顧客からの受注が想定以上に回復していることなどが要因。また、想定為替レートを１ドル＝１４０円から下期は１ドル＝１５０円に見直した。

　なお、同時に発表した第２四半期累計（１～６月）決算は、売上高７７億７００万円（前年同期比９．７％増）、営業利益１７億８８００万円（同６．１％増）、純利益１７億９１００万円（同３３．３％増）だった。

出所：MINKABU PRESS