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<動意株・8日>(大引け)=三社電機、東洋エンジ、三井金など

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2026/01/08 15:35
 三社電機製作所<6882.T>=マド開け急伸で4ケタ大台乗せ。電源デバイスの製造及び、パワー半導体分野での商品競争力の高さに定評がある。26年3月期営業利益は前期比12%増の12億円見通しと2ケタ伸長で回復色を強める見通し。今週6日から9日までの日程で開催されている世界最大のテクノロジー見本市である「CES」では、AIとロボティクスの融合が主題テーマに掲げられ、ロボット産業の成長性が改めて意識されている。また、国内でも今月21~23日に東京ビッグサイトで日本最大級のロボット展示会「ロボデックス」が開催されることから、フィジカルAIを物色手掛かりとした地合いは波状的に続く可能性がある。フィジカルAIの普及局面では、半導体もこれまでのAIデータセンター向けで爆発的な需要が創出されたロジック半導体やメモリー半導体だけでなく、パワーデバイスの需要拡大も見込まれる。三社電機はその関連最右翼であるとともに、PBRや配当利回りからバリュー株としての側面を併せ持っていることで、水準訂正期待が膨らんでいるもようだ。

 東洋エンジニアリング<6330.T>=上昇加速で新値追い。6日に一部で「中国政府は一部の中・重希土類(レアアース)を対象に、日本への輸出許可審査を厳格化する方向で検討している」と報じられたことをきっかけに、海洋研究開発機構(JAMSTEC)の委託を受けてレアアース泥を回収するシステムの技術開発に携わっている同社への関心が高まっているもよう。また同社はきょう、カザフスタンの化学肥料製造会社と、脱炭素化及び尿素肥料分野での協力を目的とした覚書(MOU)を締結したことを明らかにしており、新たな買い手掛かりとなっている様子。同社は尿素技術のライセンサーとして培ってきた技術力を通じて、同国の食糧供給安定化につなげるとともに、脱炭素ソリューションを提案することでエネルギー転換を支援するとしている。

 三井金属<5706.T>=高値圏で強調展開続く。同社は7日、機能材料事業説明会を開催し、資料をホームページに掲載した。このうち銅箔事業に関して、AIサーバーや情報通信インフラ向け需要の拡大が見込まれるなどとして、同事業のセグメント利益について2030年度には今年度比で約2倍の利益規模を見込んでいると明らかにしており、内容を評価した買いが集まった。半導体パッケージ向け特殊銅箔の「マイクロシン」はAIサーバーなど情報通信インフラ向けに需要が拡大。高水準の受注を継続しており、今後は高速光トランシーバー向けなど新分野での採用拡大も見込む。高周波通信インフラ向け銅箔に関しては、スーパーハイグレードとなるHVLP5カテゴリー品の「SI3-VSP」が最先端のAIサーバー向けに採用され、26年度以降もハイグレード銅箔の更なる需要拡大を予想。薄型基板内臓キャパシター材料「ファラドフレックス」もAIサーバーなどの分野で急速に採用が進展しているという。

 オキサイド<6521.T>=上げ足強め4連騰。昨年12月下旬を境に急ピッチの上値追いトレンドに転換、年明け以降は買いが加速し、中期波動の分水嶺である75日移動平均線との下方カイ離解消を目前に捉えている。同社は酸化物単結晶やレーザー光源、光デバイス開発など光学分野におけるグローバルニッチトップ企業だが、半導体欠陥検査向けなどで紫外レーザーへの引き合いが旺盛となっており、特にDUV(深紫外)レーザーで世界屈指の実力を持っている。更に高出力レーザーや持ち前の光学システム分野での知見を生かし、宇宙・防衛分野などへもビジネス領域を広げており、市場では「国策関連の一角としての位置付け」(中堅証券ストラテジスト)で見る向きもいるようだ。ロボティクス分野で必須性が高いパワー半導体分野では次世代パワー半導体材料(高性能SiCウエハ)の試作に成功するなどで注目された経緯があるほか、量子コンピューター分野では中継器向け光関連デバイスで業界を先駆している。来週14日に26年2月期第3四半期決算発表を控えるが、同社の場合はトップラインがポイントであり、損益はやや上下に振れるものの、通期売上高に関しては上場前の単独決算時代から過去最高更新基調が続いている。

 理経<8226.T>=動意本番で500円台活躍にらむ。上値追いが本格化している。上ヒゲを形成しながらも機関投資家とみられる断続的な実需買いを足場に上値指向が強い。きょうは22円高の505円と前日ザラ場に続き500円台に乗せ、更なる高みを目指す展開。IT・情報機器の技術商社だが、官公庁向けで強みを持つ。子会社経由で防衛省向け航空機部材や保守点検事業を展開するなど、国防関連分野での需要獲得が進んでいる。ヘリコプター用VRフライトシミュレーターで実績が高いほか、ドローン専用操縦訓練トレーナーを共同開発するなどドローン関連としてのテーマ性も有する。また、宇宙分野も活躍領域に加えており、エレクトロニクス系技術開発企業のエルムと衛星通信用地上局アンテナ開発で戦略的提携を行っている。

 アウンコンサルティング<2459.T>=大幅続伸。200円台前半の底値圏もみ合いを上放れる動きをみせている。SEOコンサルティングを主力展開するが、生成AI分野を活用した付加価値の高いサービス領域に傾注するなどで業容拡大に努めている。7日取引終了後、AI Hack(東京都港区)、COLOR ADS(東京都品川区)とAIO(AI最適化)領域で業務提携することを発表した。生成AI時代の「AIO総合支援ソリューション」の提供を開始するにあたり、今月27日に3社共催による無料オンラインセミナーを開催することも併せて開示している。今回の協業を手掛かり材料に上値を見込んだ投資資金を引き寄せている。

※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。

出所:MINKABU PRESS
配信元: みんかぶ

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