リケンが後場プラス転換、１０年３月期業績見込み上方修正を好材料視

　リケンが前場は３円安３６２円と続落で引けるも、後場に入ってプラスに転じ、午後１時には１４円高の３７９円まで買われている。自動車部品のピストンリングの最大手で、午後１時に集計中の１０年３月期の連結業績見込みを上方修正したことが好材料視されている。

　発表によれば、１０年３月期の連結売上高は、従来予想比３４億円増の６６４億円（前期比１７．９％減）、営業利益は同４億円増の１９億円（同７．７５倍）、純利益は同６億円増の２２億円（前期は１１億１８００万円の赤字）となった。上方修正の理由について会社側では、自動車産業の復調により、自動車部品の販売が予想を上回ったことや、グループのコスト構造改革が進ちょくしたことを挙げている。（高野龍一）



［ 株式新聞速報ニュース／ＫＡＢＤＡＳ－ＥＸＰＲＥＳＳ ］

提供：モーニングスター社