蛇の目が続落、第３四半期は海外の家庭用ミシン不調などで減収減益

　蛇の目ミシン工業＜6445.T＞が続落。７日の取引終了後、１７年３月期第３四半期累計（１６年４～１２月）の連結決算を発表し、売上高は２８９億４８００万円（前年同期比１１．７％減）、営業利益は１８億１４００万円（同０．７％減）、最終利益は９億２６００万円（同２２．９％減）と減収減益だったことが嫌気されている。

　主力の家庭用ミシンが、北米および欧州での販売がふるわなかったことに加え、産業機器ではダイカスト鋳造関連が伸び悩んだことが要因としている。

　なお、通期業績予想は従来見通しを据え置き、売上高４００億円（前期比６．２％減）、営業利益２３億円（同６．８％減）、最終利益１４億円（同９．６％減）を見込んでいる。

出所：株経ONLINE（株式会社みんかぶ）