中日鋳、今期営業を一転赤字に下方修正

　中日本鋳工 <6439> [名証Ｍ] が8月12日後場(14:00)に決算を発表。23年3月期第1四半期(4-6月)の営業損益(非連結)は7200万円の赤字(前年同期は2000万円の赤字)に赤字幅が拡大した。
　併せて、通期の同損益を従来予想の7000万円の黒字→2000万円の赤字(前期は2億円の赤字)に下方修正し、一転して赤字見通しとなった。
　同時に、4-9月期(上期)の同損益を従来予想の1000万円の黒字→1億3000万円の赤字(前年同期は1億円の赤字)に下方修正し、一転して赤字見通しとなった。

　直近3ヵ月の実績である4-6月期(1Q)の売上営業損益率は前年同期の-1.6％→-5.9％に大幅悪化した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　当第2四半期累計期間の予想につきましては、当期純利益が当初の予想を下回ることとなりました。　主な要因としましては、原材料費、鋳物副資材費、エネルギー費等の著しい高騰等が重なったこと、また各々の経費の著しい高騰分をタイムリ―に売値に反映させられなかったことにより、営業利益が予想を大きく下回ったことの影響によるものでございます。通期につきましても、前述の要因により修正いたします。　※業績予想につきましては、現時点で入手可能な情報に基づき算出したものであり、実際の業績は今後さまざまな要因によって予想値と異なる場合があります。