福島工業は年初来高値、大型パネル冷蔵設備など好調で第１四半期営業益５８％増

　福島工業<6420.T>が急反発し、年初来高値を更新した。同社は７日取引終了後に、１９年３月期第１四半期（４～６月）の連結決算を発表。営業利益が２０億３３００万円（前年同期比５８．０％増）に伸長したことが好感されているようだ。

　売上高は２０２億円（同７．０％増）で着地した。食品販売を強化しているドラッグストアの新規出店を追い風に冷凍冷蔵ショーケースの販売が堅調だったほか、食品工場や低温物流センター向けに大型パネル冷蔵設備の売り上げが拡大。また、固定費の削減や原価低減に取り組んだことが利益を押し上げた。なお、上半期および通期の業績予想は従来計画を据え置いている。

出所：minkabuPRESS