水道機、前期経常を一転62％増益に上方修正

　水道機工 <6403> [東証Ｓ] が4月25日大引け後(17:00)に業績修正を発表。24年3月期の連結経常利益を従来予想の3.5億円→6.6億円(前の期は4億円)に88.9％上方修正し、一転して61.6％増益見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の12.3億円→15.4億円(前年同期は8.3億円)に25.1％増額し、増益率が49.0％増→86.5％増に拡大する計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　(1) 売上高及び営業利益　当社グループの上下水道事業において、年度末における工事出来高検収が予想と比べ減少したことから売上高が216億35百万円と13億65百万円減少の見込みとなりました。一方で、収益計上の対象となった請負工事の採算が改善したことから、営業利益が4億50百万円と1億円増加の見込みとなりました。(2) 経常利益及び親会社株主に帰属する当期純利益　保有する外貨建て社債の時価評価並びに持分法適用に伴う負債の減少の影響により為替差益が発生したことから経常利益が6億61百万円と3億11百万円増加の見込みとなりました。また、親会社株主に帰属する当期純利益は、上記の営業利益、経常利益の変動等により3億67百万円と1億67百万円増加の見込みとなりました。