兼松エンジ、上期経常を41％上方修正・2期ぶり最高益更新へ

　兼松エンジニアリング <6402> [東証２] が8月5日大引け後(15:40)に決算を発表。20年3月期第1四半期(4-6月)の経常利益(非連結)は前年同期比2.1倍の2.5億円に急拡大した。
　併せて、4-9月期(上期)の同利益を従来予想の4.4億円→6.2億円(前年同期は3.9億円)に40.9％上方修正し、増益率が12.2％増→58.2％増に拡大し、2期ぶりに上期の過去最高益を更新する見通しとなった。
　なお、通期の経常利益は従来予想の8.8億円(前期は8.9億円)を据え置いた。

　直近3ヵ月の実績である4-6月期(1Q)の売上営業利益率は前年同期の4.9％→8.5％に大幅改善した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　2020年３月期第２四半期累計期間の業績につきましては、シャーシモデルチェンジ実施前の現行車及び増税前の駆け込み需要により、売上高・利益ともに増加が見込めることとなりました。　なお、通期の業績予想につきましては、上記駆け込み需要の反動による受注環境や生産状況の見極めが困難なため、2019年５月14日の2019年３月期の決算短信で公表した業績予想に変更はありません。（注）上記の予想数値は、本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は、今後様々な要因によって予想数値と異なる場合があります。